アトジロエダシャク.オカモトトゲエダシャク.ゲンゴロウモドキ.タマヌキトガリバ.ミスジトガリバ.スギタニキリガ.
社の歓迎会はパス.夜まで働くのは仕事だけで沢山だし,ああいう宴会に出るとわたしの病気はテキメンに機嫌が悪くなるのである.だからこんな人間にチーフをさせるのはやめてください.
というわけで出撃.今夜も薄曇り.今夜は期待できそうかな.
<錦大沼公園駐車場>
他所の掲示板には偉そうに書き込んだりしているが,実は初見.
アトジロエダシャク.前翅長20mm.うっかり「ヤガ」と誤認すると,出口のない迷路にはまり込む.「櫛ヒゲ触角」のヤガは例外的にしかいないので,♂ならそれに気付けばよい.
何だか埃っぽいむさい顔つき.ネットで他の画像を見てもこんな感じ.
垂直尾翼が出ているのはともかくとして,ものすごい毛である.おそらくは翅の筋肉を冷やさないためのものだろう.ハインリッチ『熱血昆虫記』(どうぶつ社)(妙なタイトルだが,昆虫の体温調節に関する本である)によると,虫は体が小さいので,とまっているとたちまち冷え固まってしまい,飛んでいる時は飛んでいる時ですぐにオーバーヒートするそうである.
<アルテン馬場駐車場>
オカモトトゲエダシャク.前翅長19mm.
このスタイルでないとオカモトトゲらしくない.知らない人には蛾に見えないだろう.
<温泉看板>
ウラベニヒラタマルハキバガ.すぐ飛ぶ.路灯の光の中で白く舞う.1cmちょっとの蛾が,飛んでいる時にどのぐらいの大きさに見えるか確認.
<覚生川通り>
黒い大きい虫が歩道を這っている.まだ○ワガ○の出てくる季節ではない.
ゲンゴロウモドキ,だと思う.34mm.じっとしていない.追いかけ回しているうちに車道に落ちてしまった.拾い上げて草地へ放る.
当ブログを検索してみると,ゲンゴロウモドキはおととしの4月21日以来.水生昆虫をやっていないわたしにとって,ゲンゴロウモドキは「早春の虫」ということになる.
・ホソバキリガ(16mm).カバキリガ(19mm).いづれも落ち蛾.
<温泉駐車場>
いつもいつもの画像を3連発.
ミスジトガリバ.19mm.
手持ちの蛾の同定で来てくれた人には全く役立たないブログになっているが,仕方ない.
スギタニキリガまでいた.25mm.さすがに大きい.
車の通りそうな場所だったので移動させることに.糖蜜の時はあれほどすぐに逃げたのが嘘のように,大人しく手に乗ってくる.薄暗がりの縁石へ連れて行く.大人しく手から降りた.