22日の春キリガ放出.
久しぶりに苫小牧は朝から雨.夕方には一応上がったのだけど,道が濡れているので落ち蛾撮り.一昨日の蛾の補遺でお茶を濁す.
まず,蛾LOVEさんの「虫我像掲示板」に同定依頼していた2種.
その1.
アオヤマキリガ.前翅長21mm.
「ザラザラ具合と色合い、内横線の走り方といいアオヤマキリガ」とのこと.これは自分で調べられないとダメだなあ.
変な角度から撮ったので縦のように見えるが,斜め上からの画像.蛾も蛾で,妙にかしいでとまってたのである.
その2.
これもどうにも途方にくれた蛾.特徴があいまいすぎる.
ブナキリガだろう,という判定.前翅長14mm.小振りのキリガ.ブナキリガはわたしの夜回りでは珍しい.
擦れているのでは,あるいは変異の範囲では,などと考え始めると泥沼にはまり込む.言われてみれば亜外縁線がくっきりしている.
この2頭については,本当に感謝.
あとは常連の蛾たち.
実は後半3種は貼る予定ではなかったので,あまり丁寧に撮っていない.初心を忘れているなあ.慣れの恐ろしさ.毎晩毎晩,出会う蛾は新しいのだと肝に銘ずること.