スモモエダシャク.コスズメ.ハイモンキシタバ.マルモンシロガ.ギンモンシャチホコ.マエグロツヅリガ.ナミガタエダシャク.ツマキシロナミシャク.カギシロスジアオシャク.ズグロツバメアオシャク.ノコギリカミキリ.
掲示板や他所のブログで「同定荒らし」をやったりしている.それは画像に何か心引かれるものがあるから調べようという気持ちが起こるのであって,自分の画像の,しかもどう考えても絵合わせのめんどくさそうなものについては,始めから「げんなりする」.
夏に入って,「分かる気がおこらない」蛾が増えてきた.スルーすればいいのだろうけど,現場ではくやしいので撮ってしまう.帰宅後,ディスプレイで拡大して暗然とする.
そういう蛾のファイルがたまってきた.。・゚・(ノд`)・゚・。
でも出撃.雨が上がったと思ったら,ひたすらガスである.今年は異常にガスの日が多い.
錦大沼公園駐車場.
○コガネムシが沢山落ちている.2種類いるようだ.油断すると踏みつぶしてしまう.
●HP掲示板の「080715の後回し蛾(2)」と同種の蛾.26mm.「(2)」の蛾については,Matzsさんから「オオシラホシヨトウ?」とのご指摘があった.ごめんなさい.もう少し検討させてください.yyzz2は何をどう判別点にするものかまだ五里霧中です.
●今夜もスズメガが多い.クルマスズメ*3頭(×).エゾシモフリスズメ(撮らず).ヒサゴスズメ(×).
●ヤマガタアツバ? 保留.
●擦れたマダラツマキリヨトウ(×).ナシイラガ(×).ことごとく測定せず.ここら辺が,心の弱っている証しである.
初見スズメガ.
コスズメ.始めからアイドリング中で測定できる状況ではなかった.ベニスズメより少し小さくてヒメスズメと大体同じくらいだったので,25mmほどだと思う.
この場所はスズメガ類の飛来が多い.道理で猫がくるはずである.猫に道理があるとは思えないが
このたたずまいは,一見してカトカラ.模様も顔付き(ネズミっぽい)もカトカラ.前翅長31mm.
前翅の模様でも同定はできるのだろうけど,せっかくだから下翅を見たい.
つついても翅を開かない.そのうちに飛び立った.路灯の光の中,黄色と黒の縞が幾度も見える.キシタバ系だ.飛翔中を撮る技術はわたしにはない.
疲れて何処かに着地すればおそらく下翅を撮ることができるだろう.しかし,結局彼はわたしの視界から姿を消してしまった.
帰宅後,図鑑を調べる.ハイモンキシタバ.
眼の前に蛾が落ちてきた.これも一見して大ネタ.蛾が落ち着くのを待つ.
「日の丸飛行隊」ことマルモンシロガ.前翅長17mm.
こういう模様の蛾がもっといろいろいれば面白いのだが,この「マルモンシロ」と「コマルモンシロ」ぐらい.
○コガネムシを1頭踏む.例の甲虫の♀がいたが放置.
○しきりにぽたんぽたんと音がする.スズメガかセダカシャチホコかが落ちる音.
アルテン馬場駐車場.
落ち蛾になっているギンモンシャチホコ.前翅長20mm.
この蛾は横からの画像が多いが,上からだと「銀紋」部が半円を描く.
個性的な三角定規スタイルの蛾.
マエグロツヅリガ.17mm.顔が妙に黒いが,ここの事情を講談社『大図鑑』では「下唇鬚は黒い長毛に覆われ,やや下方に突出している.(p.375)」と表現する.
気が進まないままに撮ったエダシャク.これが初物である.
横線が歯形していないので,ナミガタエダシャク.前翅長25mm.
図鑑を眺めていると,この程度でもかなり特徴がはっきりしている部類なのが分かる.
●マダラミズメイガ(12mm).アカフツヅリガ♂(×).
●オオフタオビキヨトウ(25mm).
●不明小型ヨトウ.HP掲示板へ.(´ー`)/~~.
※「トンボと蛾の日々」・「ちょうのずかん」・「故郷・埼玉のトンボ」の管理人であって,いつもいつもお世話になっているMatzsさんから掲示板にコメント.クロフケンモンだった.クロフケンモンといえば初物でもないし,難解な蛾でもなんでもない.orz.
温泉看板.
キシタエダシャクが頭にあって,くエダシャク亜科から探し始めてしまった.ナミシャクである.
ツマキシロナミシャク.16mm.今時分に出てくる蛾.
カギシロスジアオシャク(×)とズグロツバメアオシャク(20mm).
「翅(および交尾器・DNA)以外で蛾を同定する会」の結成までもう一息.
●シラホシコヤガ(9mm).
●ギンモンミズメイガ(9mm).