カラスヨトウ.ナカジロキシタヨトウ.ホソミスジノメイガ.ヤエナミシャク.ユミモンクチバ.ウスアオヨトウ.ナシケンモン.ヨツボシホソバ.ツマベニシマコヤガ.キベリネズミホソバ.ハナマガリアツバ.クルマアツバ.ケラ.

 どうしてこんなにブログ更新がしんどいかといえば理由は2つある.
 一つが「気力も集中力も何もない」.もう一つが,こちらが本質的なのだと思うが,「撮りすぎで,しかも画像を棄てられない」である.
 賢い人間なら,1日に取り上げる虫は1〜3種程度だろうし,そもそも毎日虫撮りに出かけたりしない.
 でも走れるところまでは走ってみようか.


 今夜は蛾が活発である.フラッシュ1発で逃走する蛾が続出.当然,未測定が多発.

大沼公園駐車場.

 測定できず.何だか小さかったような気がする.20mmを切っているか?

 でもどう見ても,姿は見覚えのあるカラスヨトウである.

 滑走して,時々とまる.その時は下翅を広げている.カトカラのように下翅が黄色い蛾のはず.どうしても撮れず.もちろん測定どころでもない.

 ナカジロキシタヨトウ.昨年も下翅は撮れなかった.まだチャンスはあるはず.
 下翅のことを除いても,なかなか良いデザインの蛾である.

 ホソミスジノメイガ,と思う.前翅長15mm.

 横線のカーブが大胆である.

 以前にエゾヤエナミシャクを撮っているが,これはおそらくヤエナミシャク

 前翅長18mm.外縁部に褐色が目立つことから判断.

 これもおなじみとはいえ,いい蛾.

 ユミモンクチバ.前翅長19mm.

 ●シロケンモン(21),2化のピークか? この夜都合4頭.キハダケンモン(22).
 ●クビグロクチバ(26).マダラツマキリヨトウ(高所).擦れたハガタアオヨトウ(20).
 ●エゾエグリシャチホコ(19mm).
 ●おそらくミドロミズメイガ(17).擦れていて外縁線が見えないので保留.
 ●ウスイロオオエダシャク(34).
 ●不明エダシャク*2頭.19・20mm.時間をかければ同定できそうなのだが.
 ○クルマスズメ数頭.

アルテン馬場駐車場.

 擦れたハガタアオヨトウにしてはサイズが小さい.

 前翅長15mm.妙だと思って図鑑を見直すと,どうやらウスアオヨトウだった.
 野外では同定できそうもない差異.

 ナシケンモン.18mm.

 相変わらず検索訪問者には役立たない画像で申し訳ないが,もちろん口先だけである.

 ヨツボシホソバの♂

 すぐに逃走.測定できず.ヨツボシホソバのくせに生意気だと思う.

 ●ミスジシロフエダシャク(15).
 ●オオツヅリガ(18).この他数頭(16他).
 ●カギシロスジアオシャク(×).
 ●ウスアオモンコヤガ.この夜3頭以上.

温泉看板.

 こういう具合にトリミングで拡大するとイメージが混乱するが,前翅長9mmのコヤガである.

 ツマベニシマコヤガ
 赤い縁取りに適応上の意味があるとは思えない.何かのついでにそうなって,そのままになったのだろう.

 いつもいるようで,実は少ない.

 キベリネズミホソバ.17mm.
 キマエクロと違って頭部が全部黄色.

 看板の裏にハナマガリアツバがいた.15mm.

 残念.これは♀らしい.♂はもっと鼻(下唇鬚)が長い.

 ●不明コヤガ2種.これも時間さえかければ….
 ●ウスキヒメシャク(11).至近距離からの撮り.割愛.

温泉駐車場.

 久しぶりに駐車場に回ると,沢山の蛾が落ちている.基本スルー.何頭かを移動したが種類は忘れてしまった.
 ○ここはエゾシモフリスズメが多かった.3頭確認.
 ●ウススジオオシロヒメシャク(18).
 ●コシロオビアオシャク(22).
 ●コスズメ(×).正面写真割愛.
 ●アオケンモン(×).オオケンモン(27).割愛.撮りだめてHP候補.キハダケンモン(18).
 ○シラホシヨトウとかリンゴツノエダシャクとかハイイロオオエダシャクとか.

 亜外横線がない.手抜きのアツバである.

 クルマアツバ.10mm.これが亜科を代表する蛾.でも亜外横線がないのはこいつぐらいである.

 ●不明ヤガ.これはHP掲示板へ.( ̄ー ̄)/~~.

 年に2頭くらい出くわす.

 ケラ
 アスファルトの上にいても仕方ないので移動.すばしこく,捕らえるのに苦労する.