クワコ.キマダラオオナミシャク.ホシボシヤガ.モントガリバ.ノンネマイマイ.ヨスジアカヨトウ.クロモンアオシャク.メンガタカスミカメ.

 というわけで江別から決死の帰還.上部機関のやることなのであまり書くわけにいかないが,最後の方はかなり具合が悪くなってきていた.人間を「人材」と表現することへにためらいを感じさせない者の語りを,わたしは決して信用しないだろう.
 今回の動きについては,わたしは与したくない.人間観も理念も異なる.


 カメラは持って行ったのだが,バッテリーを忘れたのでアウト.
 トンボが沢山飛んでいたり,思ったよりもモンキチョウがいたりしただけ.
 部屋でのアルコールは禁止.夜はずーっと『生物学名辞典』とコンビニの新聞.天下の朝日でさえスポーツ面が5ページもある.馬鹿ばっかりだなあ.スポーツニュースなんてそっち専門の新聞にまかせればいいのに.


 帰宅は19時少し前.頭を清める意味でも出撃.20時過ぎ.

大沼公園駐車場.

 蛾は日を追って少なくなってきている.


 シーズン初クワコ.21mm.
 昨年は7月30日から10月28日まで確認している.今年はどうなるか.


 キマダラオオナミシャク.30mm.
 ヤママユに及ばないものの,なかなか大きい立派な蛾.こちらをより好ましく人がいてもおかしくない.翅の模様については下で.


 ホシボシヤガ.前翅長16mm.

 7月25日にも撮っている.これから9月一杯,ますます擦れていくのだろう.


 モントガリバ.前翅長17mm.
 学名は Thyatira batis japonica .属名の「Thyatira」は,例のヘロドトスのリディアの古代都市.「ヨハネの黙示録」の「テアテラの教会」の方が有名だと思う(サイト「Amitai」コンテンツ「黙示録の7つの教会」に引用と画像がある).命名者がいつの時代のそれをイメージしていたかは分からない.
 種小名は研究社羅和を引くと,「(動)ヒラメの一種;(植)ウミゼリ(海芹,セリ科の草本)」(p.69)とかある.でも「ウミゼリ」を検索するとサンゴばかり引っかかる.
 亜種名は「日本の」.

 ●ノンネマイマイ♀(30).
 この日はここでもアルテンでもノンネマイマイ♂♀が目立った.やはり今年はマイマイガ系の発生の好条件がそろったものなのだろうか.
 ●カギシロスジアオシャク(19).この夜,都合4頭.
 ●ヨスジアカヨトウ(18).画像は下で.

アルテン馬場駐車場.


 いつものノンネマイマイ♂.19mm.


 ヨスジアカヨトウ.測定漏れ.
 秋の蛾.この蛾についてはそのうちに詳しく.

 ●マダラミズメイガ(13).
 ●ノンネマイマイ♂ウストビモンナミシャクの2ショット.
 ●同定サボり不明ヨトウ(17),HP掲示板へ,( ´∀`)/~~.
 ●やっかいそうなので後回し不明マダラメイガ(12),HP掲示板へ,( ´∀`)/~~.
 ●テンクロアツバ.2年前の大発生が嘘のよう.
 ○ハネナガマキバサシガメ.

温泉看板.

 トビケラばかり.

覚生川通り.


 クロモンアオシャク.測定せず.

 ●クロフトビイロヤガ(高).

 久しぶりのカスミカメ.

 メンガタカスミカメ.9mm.
 画像では見づらいが,前胸板に黒紋が2つあって,それが「面型」なのらしい.


 キマダラオオナミシャクを上から.29mm.
 こうやって見てみると「枯葉」なんだな.

温泉駐車場.

 ノンネマイマイ多い.カギシロスジアオシャク数頭.


 政策の思惑はもう沢山.明日はサービス出勤をサボろう.