ワモンキシタバ.エゾヒメゲンゴロウ.エゾカギバ.ノコメセダカヨトウ.コハイイロヨトウ.カマフリンガ.ホシボシヤガ.オオハエトリ.

 毎日おなーじ事ばかり書いているような気がするが,夜の雨に朝には上がった.一日中ベタベタジケジケ.夕方には見事にガスる.今年の天気は何じゃらほい.
 車に糖蜜スプレーを搭載して19時半出撃.ガスを通り越して霧っぽい.ベタベタジケジケ.

大沼公園駐車場.

 糖蜜を仕込んで,膝にサポーターを巻いて(ズボン保護)灯火下チェック.
 舗石の上には羽根アリが歩き回っている.頭とかにも乗ってきて,不快なことこの上ない.
 ●スジキリヨトウキシタミドリヤガ.どちらも逃走.
 ●ヨスジアカヨトウ(×).ホシボシヤガ(16).シロモンヤガ(16)*2頭.

 「黄色い奴」.糖蜜にこないで灯火にきた.

 ワモンキシタバ.前翅長30mm.

 灯火下では後翅を広げることはほとんどない.カトカラとしての妙味もほとんどない.

 顔も普通のヤガである.

 ゲンゴロウが来ていた.

 前胸のマークが●だから,おそらくエゾヒメゲンゴロウ.15mm.
 小型のゲンゴロウが暮らしているような水辺が近くにあるはずだが,どこなのか分からない.このままここにいても死を待つばかりだろうが,移動させようがないので放置.


 エゾカギバ.16mm.
 例によっての謎のアングル.

大沼公園

 ●またまたベニシタバ.どうしても「黄色いの」には会えない模様.


 ノコメセダカヨトウ.大きめの蛾.一見クチバの匂いがするが,ヨトウガ亜科である.

 大きなカタツムリ.この夜2頭.ジケジケなのでカタツムリの天下.

アルテン馬場駐車場.

 三角屋根の蛾はどれもシャチホコに思えてしまうのだが,よくよく見るとヤガ模様.

 コハイイロヨトウ.12mm.初見.

 美麗種かどうかは難しいが,少なめの蛾であはあるようだ.

 ●クヌギカメムシの類.割愛.
 ●ハガタナミシャク(19).ベニスジヒメシャク(14),割愛.
 ●同定不能擦れヨトウ
 ●死んでるとおぼしきベニスズメ

温泉看板.


 何か風采の上がらない奴がいるなと思ったら,カマフリンガ.18mm.おなじみの蛾だった.

 ここでもホシボシヤガ*2.

 前翅長14mm.

 ●キリバエダシャク♂(20),櫛ヒゲ割愛.カギシロスジアオシャク(22).
 ●不明ハマキガ,1枚で逃走,残された画像はかんばしくない,同定断念.

 タロさんの「風の色,雨の匂い」の9月6日記事「コガタコガネグモなどの成熟」でコガネグモの肥育振りが取り上げられている.まさに「天高く蜘蛛肥える秋」.
 北海道のハエトリグモも負けていない.

 オオハエトリ.この看板に住み着いている.しかも必ずカメラ目線を拒否する.


 ライトを透かすと微細な水滴が舞っているのが分かる.もちろん撤退.