9月7日補遺.ハガタナミシャク.ベニスジヒメシャク.キリバエダシャク.

 南から風.運ばれてきた潮の成分が,職場の駐車場を海水浴場のような匂いで満たした.ユウウツな朝.


 というわけで出撃は今夜もサボり.
 9月7日の没画像から貼る.


 その1.

 ハガタナミシャク.前翅長19mm.
 講談社『大図鑑』では「北海道産は一般に小さく,横線の白っぽい個体が多い」とのこと.この画像ではそうでもない.苫小牧だし.


 その2.

 ベニスジヒメシャク.前翅長15mm.下から撮ったので寸詰まりに写っている.
 紛らわしい蛾が沢山いるのだが,後縁がピンク色なのでベニスジで大丈夫だろう.
 Timandra属のヒメシャクは,♂の触角がクシヒゲになる(♀は糸状).


 その3.

 ♂のキリバエダシャク.前翅長20mm.
 クシヒゲの毛並みがよかったもので.