マダラカマドウマ.ムクゲコノハ.エゾキイロキリガ.キリバエダシャク.ツマジロカラスヨトウ.ベニシタバ.

 何とか虫撮りに行けそうだ.急いで砂糖を煮る.
 18:45出撃.天気良し.ガスなし.

大沼公園

 ○ノコメセダカヨトウとおそらくホシボシヤガがすでに樹にとまっている.匂いが残っているらしい.糖蜜は続けるとこれが嫌.すぐに逃げてしまう.
 駐車場はトビケラ若干.
 バイクの人に、ここらでテントを張ってよいものかを聞かれる.
 15分ほど蛾のいない駐車場を探索してから公園内へ.
 ●カギシロスジアオシャク*1頭.キバネハサミムシ*1頭.ザトウムシ*沢山.常連たち.

 マダラカマドウマも多い.彼らはこの公園内の直翅目で最も個体数が多いのではないだろうか.大きいものも小さいものもいる.秋口に成虫幼虫入り交じっているのは、成虫(あるいは幼虫)で越冬するタイプのカメムシに見られる現象だが、ことによるとカマドウマもそうなのかもしれない.

 小さい個体.

 大きい個体.ナンダカプラズムのようなものが写り込んでいるが、フラッシュのいたずらと思われる.どういう条件でそうなったかは不明.もちろん「心霊現象である」と思いたい人は思えばいい(ただし非推奨).

 ムクゲコノハ

 前翅の前縁のカーブが浅いことから,これは♀.まだ♂を見ていない.

 糖蜜を仕込み直して移動.

アルテン馬場駐車場.

 一目初物の落ち蛾.

 エゾキイロキリガ.前翅長17mm.寒地や山の方の蛾らしい.

 逃げようとしてアイドリングに入ったところ.この後すぐに姿を消した.

 ♂.見事な触角である.

 キリバエダシャク.測定漏れ.

 物置小屋あたりは完全にダメ.温泉看板は横目でスルー.トビケラしか見えない.

大沼公園

 これはツマジロカラスヨトウ

 後翅の地味な蛾は,翅を閉じて食事するものらしい.ということは,カトカラ類が食事中に下翅を見せているのはやはり「警戒色」とみなすべきなのだろう.もっとも,警戒色だから見せているというよりも,すぐに飛んで逃げられるように翅を開いているついでに色が警戒的になったという順番のような気がする.実際,カトカラはすぐに飛び立つ.

 ポイントのあたりに蛾が舞っている.いったんライトを消してしばらく待つ.

 いつものベニシタバ.膝をついて撮ったため,サポーターが草の実(=くっつき虫)だらけになる.


 そういえば,例の政府「学テ」御用達教育受験企業の○ネッセのHPを見ていると,受験生用「大学検索」→「大学情報」のページから当該大学の赤本(過去問集)の○ブンアンド○イ通販へリンクするサービスを始めていた.色々な商売を思いつくものである.
 「いたせりつくせり」というか,「消費の掘り起こし」というか.
 「世も末」というか.