シロオビノメイガ.ザトウムシ.(オオ)ネグロウスベニナミシャク.ムクゲコノハ.ムラサキシタバ.モンキキリガ.ベニシタバ.

 昼からの仕事がキャンセルになった.好天気.緑ヶ丘公園へ行くことにする.

緑ヶ丘公園.

 まだクロスジフユエダシャクはいない.

 シロオビノメイガ

 この日*2頭.
 たまに昼間に虫を撮ると,色々と考えてどんどん心が屈折していく.

 もっとも多いのがザトウムシの類

 あらゆる樹に1〜3頭はいる.コガネグモと同じで,秋に大きく育って産卵して死ぬのだろう.

 ●マエアカスカシノメイガ.不明小型シャクガ.
 わずかに咲き残った野菊に大小のハナアブが集まっている.
 思ったよりもヤブ蚊が多い.早め撤退.


 糖蜜用の酢が切れていたので,近所の店へ.少し高めの酢を購入してみる.


 18時はかなり暗い.糖蜜を仕込んで,時間つぶしにアルテンへ回る.

温泉看板.

 見覚えのある大きめのシャクガ.確か,同定できない奴のはず.

 (オオ)ネグロウスベニナミシャク.25mm.オオかどうかは,裏面を見ないと区別できない.

 正面から.

 20分ほどで撤退.糖蜜の成果はいかに.

大沼公園

 蛾影あり.あれれ,ムクゲコノハだ.

 なんとなく,ムクゲのシーズンは終わっているかと思っていた.
 しかも,沢山いる.

 樹々を回って6頭確認.美しい蛾であるのだが,もう食傷気味である.
 最後の樹にやっと違う蛾が.慎重にライトを当てる.

 やっとムラサキシタバ.翅が少し痛んでいるのが残念だが,贅沢はいえない.ムクゲたちが新鮮すぎるのである.

 食事にかなり熱中しているので,寄っても逃げない.高価な酢の効果なのか,単に飢えているのかは不明.
 今シーズンの一期一会かもしれないので少し枚数を稼いでおく.

 特に変わり映えはしない.

 地面で糖蜜なのか溜まり水かを吸っているムクゲコノハ

アルテン馬場駐車場.

 キイロキリガと同属の蛾.これも秋の定番.

 モンキキリガ.17mm.

 キイロとは違って,頭が翅の地色のクリーム色.

温泉駐車場.

 ベニシタバがいた.錦大沼公園の方にいれば蜜が当たったのにと思うが仕方ない.
 とりあえず移動させる.舗装の上に長時間いてはさすがに急には飛べないらしく手に乗ってくる.

 安全な場所に降ろしたのち,不満らしく翅を広げてアイドリングを始める.眼を離した隙にいなくなっていた.


 ベニシタバを見て欲が出てきた.錦大沼公園に戻ってみる.

大沼公園

 樹の周りを蛾が飛びかっているが,どうやらムクゲコノハである.30分ほど前に吸蜜していた連中か,それとも新規参入者かは分からない.
 2頭並んでいたムクゲの1頭が,隣の奴に頭突きを食らわせて追い払うのを目撃.
 ムラサキシタバは同じ場所で食事を続けていた.そこにムクゲが参入.

 どうもムクゲの方が強そうである.