昼の部.アシアカカメムシ.チャイロクチブトカメムシ.チャモンナガカメムシ.ツノオニグモ.ハエの類.アシブトハナアブの類.フンバエの類.

 仕事は10時に完了.緑ヶ丘公園へ出撃.風はあるが,気温は19℃.

緑ヶ丘公園.

 カメムシ3題.

 その1.
 ゴミ置き場の柵木の上.

 アシアカカメムシ.背景が真っ暗なのは,わたしの気持ちがそうだからという訳ではなく,絞りを上げすぎているからである.

 上から.肩の角が後ろに反っているのが特徴.


 その2.
 いつもの「平たい奴」.秋には最普通種になる.

 チャイロクチブトカメムシ
 これは「HP別館」でも取り上げている.ところで,このHPはなんだか毎日20ほどのアクセスがあって(リピーター様,ありがとうございます.オフシーズンになったらどんどん更新しますので…),ほとんど検索語が「コナガ」「何だかドクガ」である.だから単純にアクセス数だけ稼ぎたいなら,「害虫(不快害虫を含む)・毒虫」を重点的に取り上げればいいのだろう.
 ……まっぴらです.


 その3.
 一見初見のナガカメムシ.しかもフラッシュを嫌がって逃げ回る.まいったねえ.

 チャモンナガカメムシ.5mmくらい.
 こんなのは一般の人は「カメムシ」と思わないのだろうな.「何か小虫」.近寄ってみて,よくよくのぞき込む人にしか,この虫の美しさは見えてこない.

 池のふちの特異点の岩.この日はここにカワゲラがちらほら.

 ツノオニグモの♂,だと思う.図鑑を見ると,こんな感じで腹の付け根に白紋が二つあればツノオニであるようだ.


 ハチはほとんどいない.スズメバチがぶーんと1頭,小ハナバチがちょっとだけ.
 その代わりに双翅がボチボチと残務整理で頑張っている.蜜集めをしたり,巣を造ったりしなければならない(=業が深い)種の多い膜翅よりも,双翅は生に機動力があってその分気楽にやって行けているのかもしれない.存在は軽い方がいい.

 よく分からない小さなハエ

 ミバエかどうかも分からない.どうも違うようだ.


 花は野菊くらいしか残っていない.アブの類が集まってくる.

 アシブトハナアブの類.その他のヒラタアブは割愛.


 葉っぱの上で日光浴.

 これはフンバエの類.春から秋まで出ずっぱりの印象.


 まだ雪虫が出ない.フユエダシャクも出ない.
 (つД`)