20時少し前.暖かい.久しぶりにガスっぽい夜.気温は16.5℃.こんな夜は年内は最後かもしれない.出撃.
蛾影薄い.トイレの灯りにはトビケラ若干.
マエアカスカシノメイガ.
路灯に舞っている白いもう1頭の蛾も同種のようだ.
アルテン馬場駐車場.
まず始めに眼に入る.
キイロキリガ.前翅長16mm.色があせてきているようだ.
中型の落ち蛾.踏みつけて殺してしまったのかと思った.それほどスレていた.
キシタミドリヤガ.19mm.
物置小屋ガラス.測定前逃亡.
簡単に同定できると考えていたが難航.どうやらツマキナカジロナミシャクであるようだ.そうならば初見である.
温泉看板.
○マエアカスカシノメイガ*4頭.この夜,小型の白い蛾はすべてマエアカスカシノメイガである.
久しぶりに姿を見せていた.
看板に住み着いているオオハエトリ.いつもちゃんとは撮らせてくれない.
黒線がしっかりしているので,フトスジモンヒトリだと思う.
本来は夏の蛾である.どうしてこんな時期に?
覚生川通り.
●とにかくマエアカスカシノメイガが多い.電柱ごとに2〜3頭貼り付いている.
●小型のシャクガ.アキナミシャク系かもしれなかったが翅が半開きで同定困難.
●ミドリハガタヨトウ(25).
馬場よりもスレが少ない.でも色はもう飛んでいる.
キシタミドリヤガ.前翅長21mm.
●コカバスジナミシャク(高所).
これも高所.シーズン初.
ヒメヤママユ.
これが出てきて,もう大物はお終い.あとは「フユシャク類」と「クシヒゲシャチホコ類」が夜回りの目標になる.
温泉看板.
○小型のハマキガが2種来ていたが,たちまち逃げる.
10月3日に続いて.
(ヒメ)ナカジロトガリバ.20mm.ライトの真下近く.
カメムシだ.鏡筒を目一杯伸ばして撮り.
もちろんスコットカメムシ.フラッシュに驚いて逃げ出した.1cmほど.
もう1枚接写.トリミング.少し甘いけど気にしない.
カメムシは被写体としてとても面白い.カメムシ専の虫ブログが幾つかあるのもうなずけるところである.