6月13日前半戦。アカハラゴマダラヒトリ。不明シャクガ。テンスジツトガ。キンオビナミシャク。ウスベニアヤトガリバ。ハエの類。
久しぶりの夜出撃。
朝は薄ら寒くて風が強かったが,とにかく風は止んだ。曇り空で空気は重く湿っている。蛾日和ともいえる。
アルテン温泉看板
蚊や小さなハエ類が多い。
翅を立てているシャクガ?
このようなとまり方がデフォであるシャクガが何種かあって,こちらは簡単に同定できるものと考えていた。帰宅後,頭をかかえることに。
不明蛾で整理。
珍客到来。年に1〜2頭しか見かけない。
ウスベニアヤトガリバ。16mm。ここに落ち着くまで相当飛び回ってあちこちぶつけてよれよれになりかけている。
よく考えれば,トガリバの特徴は胸背の毛束なのだから,これでは画像としての値はあまりないのかもしれない。
せっかくだから双翅も撮っておく。
しきりに頭を小さく上下に動かしていて,とまっている柱の表面を舐めているかと思った。
画像が悪いが,なるほど食事中だった。アブならともかくハエっぽい奴は,蜜に来たり不廃物に来たりして平和的な流動食組のイメージがあるが,捕食性のものも結構いる。あのメタリックに緑ピカピカのアシナガバエも捕食性だという。見てみたいのだけどねえ。
●ハンノトビスジエダシャク(14)。モンシロツマキリエダシャク(23)。
●ヤマメイガの類。
この後,久しぶりに覚生川通り探索。6月14日が雨になったので,後半はそちらに回します。