7月2日の(1)。錦大沼公園編。シロモンキエダシャク。ミスジコナフエダシャク。ゴマダラベニコケガ。ゴマケンモン。シロケンモン。アトグロアミメエダシャク。
諸般の心身の不調によってなかなか虫撮りに行けない,行っても記事にできない日が続いている。
というわけで3回に分けてお送りします。堕落しています。
錦大沼公園駐車場
シロモンキエダシャク。今年は多い。
前翅長16mm。
学名は Parectropis similaria。属名は「(流れが)脇道に入ること,迂回すること」から。そういう模様なのだろう。
種小名は「似ている」。例えばマイマイガの「dispar 異なった」は♂♀の姿の違いからの命名だが,この蛾の「similis」が♂♀の類似を意図しているのかは分からない。「類似種がいる」かもしれない。
●クルマスズメ(39)。ハネナガブドウスズメ(40)。そういえばスズメガの測定が日課の年もあった。今となっては良い思い出である。
●ハンノトビスジエダシャク(15)。
○画像フォルダに壁だけが写っている。逃げられたらしいが,何に逃げられたのかはもう忘れた。
白い蛾が各ポイントに数頭ずつ必ずいる。撮ってみてスレ個体だったりすると頭痛のタネにしかならないのでスルーのことが多い。
たまたま撮った1頭。
ミスジコナフエダシャク。15mm。これの確率が最も高いようだ。
白ければ白いで,赤ければ赤いで,黄色ければ黄色いで,人々は毒的なものを感じて恐怖するのだろう。
無理矢理のツーショット。「右向け右」だな(調べたら1978年だとさ。第2次オイルショックの年だ)。
ゴマダラベニコケガとゴマケンモン。
この蛾は今シーズン2回目。前回は撮る前に逃げられた。
アトグロアミメエダシャク。14mm。
学名は Cabera griseolimbata。属名は,ギリシアの海神プローテウスの娘カベラから。種小名は「灰色の縁の」。
明日は中盤戦。アルテン温泉看板編である。