7月2日の(2)。アルテン温泉看板編。キムジシロナミシャク。カギバノメイガ。シロホソコヤガ。ウスアカネマダラメイガ。フサキバガの類。

 そういえば,先日必要があって市内の書店で新共同訳聖書を探したが,数軒廻ってついに見つからなかった。そのかわりに某女占い師の本や,幾つかの新興宗教の本が沢山あった。占い師の本は論外として,新興宗教が(+д+)マズーと言うつもりはないが,でも聖書ぐらいは人々は手にとって読んでおくべきである。地域の良き文化の一端を担っているという気概を書店は持つべきだろう。
 つねづね苫小牧の文化レベルはさっぱりだと思っていたが,それがほとんど確信に変わった。
 誠文堂新光社の『いきものもどき』が何故か1冊並べられていて,この本にはわたしの撮った「コオニグモモドキ」の画像が使われている。本がまだ送られてこないので,実際に本の現物を見るのは初めて。写り込んでいるデジカメ素子のゴミが修正されていないので大いに落胆する。


 というわけで,7月2日画像の続き。

アルテン温泉看板

 白い蛾はミスジコナフばかりと油断すると,たまに違うのがいたりする。
キムジシロナミシャク Asthena corculina
 キムジシロナミシャク。9mm。
 学名については08年12月23日記事を参照。

 メイガがぼちぼち増えてくる。これはスズメガを思わせる翅型。
カギバノメイガ Circobotys nycterina
 カギバノメイガ。14mm。当ブログでは初見だが,今までスルーしてしまっていたに違いない。

 ●電柱にシャンハイオエダシャク(高所)。
 ●フタホシコヤガ(13)。

 よく分からない1cm以下の蛾が3種。


 6mmの蛾。かなり小さい。まず撮ろうという気持ちになるかどうかがハードルになる。
シロホソコヤガ Araeopteron flaccidum
 顔つきがコヤガだろうという勘が頼り。ホソコヤガは確定。おそらくシロホソコヤガだろう。


 手前のハエの方に関心が引きつけられる人もいるだろうけど。
ウスアカネマダラメイガ Ceroprepes patriciella
 マダラメイガなのは分かる。マダラメイガは大抵難解なのも知っている。一応ネットであれこれ探してみて,おそらくウスアカネマダラメイガ。13mm。


 えーと,これはキバガの類。
フサキバガの類
 7mm。せっかくだから上からも。
フサキバガの類
 フサキバガの類に思えるが,拙速な同定は危険であると判断。

 ●尾の長いハチ。写りが良くないので割愛。


 あと1回続きます。