7月2日の(3)。馬場駐車場および温泉駐車場編。キスジハイイロナミシャク。ヨトウガ。エゾシモフリスズメ。センモンヤガ。

 だらだら続いた7月2日画像は今日でおしまい。

馬場駐車場

 ●シロホシエダシャク(22)。
 ●ひたすら白くて分からないエダシャク(15)。ミスジコナフかも知れないが不明。
 ●Elophila nymphaeata(×)。めんどうなので当ブログではキタマダラミズメイガ(仮)とする。

 測定できない場所にいた。サイズがポイントになる蛾だけに残念。
ウンモンツマキリアツバ Pangrapta perturbans
 おそらくウンモンツマキリアツバ。類似種にムラサキツマキリがいて,そちらの方は小振り。

 これも難解蛾。
ミヤマフタオビキヨトウ Mythimna matsumuriana
 フタオビキヨトウには「(無印)」「ナガ」「ミヤマ」「オオ」と4種あって,それぞれ少しずつ違う。典型的な模様をしたものなら何とかなるが,実際にはあいまいな中間的な模様のものがほとんどである。
 これは「きっと」ミヤマフタオビキヨトウ。測定前逃走。

温泉駐車場

 キスジハイイロナミシャク。11mm。
キスジハイイロナミシャク Hydrelia sylvata
 これは個人的な好みでは良い蛾。

 無印のヨトウガ。21mm。
ヨトウガ Mamestra brassicae
 ハガタアオヨトウの擦れではないかと思って何枚も撮ったが,撮れば撮るほどヨトウガだった。
 学名は Mamestra brassicae 。属名はアルメニアの地名であるという(Emmet,p.201)。種小名は「キャベツの」。同じ種小名を持った虫に Pieris brassicae という蝶がいて,こちらは「オオモンシロチョウ」である。

 ミスジアツバ。16mm。
ミスジアツバ Paracolax trilinealis
 美麗種。

 せっかくだから。
エゾシモフリスズメ Meganoton analis
 エゾシモフリスズメ。46mm。

 ●ハナネガブドウスズメ(43)。擦れ気味。割愛。

市内コンビニ

 センモンヤガ。測定せず。
センモンヤガ Agrotis exclamationis
 この蛾もなかなか紋力(ぢから)があって美しいのだが,実体は根切り虫である。


 7月2日の死骸。


テンスジツトガ
 テンスジツトガ。


アオスジアオリンガ
 アオスジアオリンガ。