ケイさんからの虫メール。オオトビスジエダシャク。ギンモンカギバ。ツマグロオオヨコバイ。コガネムシの類。

 朝,職場の花壇にセイヨウオオマルハナバチ発見。お尻が白いのですぐ分かった。初見。駆除しなければならないのかもしれないが,わたしにはハチを殺す義務はない。ハチだろうがマイマイガだろうが,自分の手を汚すのはまっぴら。手を汚すほどのエネルギーのある人間なら,野良猫の駆除を試みていることだろう。


 というわけで,帰宅するとすでにぐったりしている。虫撮りに行ったりすると週末まで持たない。禄をはむ身分としては趣味と心中するわけにはいかない事情がある。
 2日続きでサボリ。


 というわけで,また支援者の方からの虫メです。「ケイの言ってみようか!」のケイさん。相変わらず,わたしとは読書傾向が全然全然違っていて(根本的に縄張りが違うとしかいいようがない),わたしは首をひねったりしているのだけど,でも仕事に追われながらも読書習慣を失わないのは立派である。
 撮影地は横須賀。こうやって仕事前とかにわざわざ虫を撮って送ってくれるのは本当に感謝。

 これは「地味シャク」だなあ。
オオトビスジエダシャク Ectropis excellens
 おそらく,オオトビスジエダシャクだろうと思う。

 これは結構良い蛾。
ギンモンカギバ Callidrepana patrana
 ギンモンカギバ
 「みんな蛾」には幼虫の画像も貼られている。どうやらこの蛾の幼虫のデフォルトは最後の画像にあるような,「ウンコー!(゚∀゚)! 状にとぐろを巻いた姿」であるようだ。鳥糞擬態の一種なのだろう。

 ツマグロオオヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ
 彼のメールに

なんだか横にカニ歩きのように移動していました。

適切な観察に舌を巻く。彼はわたしなどよりもずっと naturalist の資質に恵まれているのかもしれない。もちろんそんなものは生活の役には全く立たない。でも同じくらい,人間は役に立つことだけで生きているのではない。
 わたしは自己分析において,「いろいろと器用だけど,本質的な才能には恵まれていない」。

 これはヽ(゚д゚)ノオテアゲー。
コガネムシの類
 コガネムシの仲間なんだろうけどねえ。きれいに撮れているのだけども,ごめんなさい。

 その他,コウガイビル情報。初めて見れば,妙な(邪悪な)生き物だと思って当然でしょうねえ。
 どうもでした。助かりました。<(_ _)>。


 さあ,早く寝るぞー。明日がねえ,またつらいんですよ。