ホシオビキリガ。

 さて3連休はすべて報告書の作成に当てねば国家的にまずいということで,もう気分は悪夢である。実際に寝ても仕事の夢ばかり見るので,わたしにはクスリしか逃げ道がない状況である。
 どうせわたしがどーなったって誰も困らないのである。葬式分だけ日本のGDPに貢献できるってものである。


 というわけで5時半帰宅。電光石火で砂糖を煮る。糖蜜である。蛾はもう出てきているに違いないのだ。
 夜6時出撃。まだ暗くなりきっていない。
 あああ,雪が降ってきた。小雪じゃない。しっかりと降っていると表現すべき。気持ちは挫け始めている。


【錦大沼公園
 いやはや雪景色。
雪景色
 まいったなあ。脱脂綿を使うのをやめて,樹に直接スプレーして早じまいしよう。
釣り禁止
 そんなに釣りをしたいものかなあ。あれは殺生でしかないのだけど。


 30分ほどアルテン方面へ車を回して時間つぶし。
 さて雪降る中の探索へ。いたいた。予想通り。ホシオビキリガだ。一目6頭。ライトに驚いてボロボロ落下する。
ホシオビキリガ Conistra albipuncta
 食事にかまけて落ちなかった奴。白点型。外縁がボロけている。
ホシオビキリガ Conistra albipuncta
 別アングルから。口吻を伸ばしているのが分かる。胴体がやたらに太いのは♀なのか,単に耐寒仕様なのか。
ホシオビキリガ Conistra albipuncta
 ピンの甘さに脱帽(絶望?)。上は同一個体。下はゴマダラ型個体。


 次の樹。ここは5頭。やはり落ちる。
 落ちもの。
ホシオビキリガ Conistra albipuncta
 黒点と白点。
ホシオビキリガ Conistra albipuncta
ホシオビキリガ Conistra albipuncta
 なんだか眠たげな画像が続いているが,要するにフラッシュの設定のミスのようだ。陰影が付いていない。


 3本目。ここは2頭。
ホシオビキリガ Conistra albipuncta
 あからさまにホシオビキリガだし,落ちられるのが嫌なのですべて測定省略。
ホシオビキリガ Conistra albipuncta


 どんどん雪が降るので撤退。3箇所でしめてホシオビばかり13頭だった。
 春のスターターはホシオビというのが錦大沼での恒例である。当ブログもしばらくはホシオビばかりになりそうである。