怪物としての鱗翅(4)。「バイオハザード / ダークサイド・クロニクルズ」

 コーキューティアの抄訳と同じくらい,不毛な連載です。わたしはもう,カメラを持って蛾探しなんてしなくてもいいのかもしれないです,(ノД`)


 というわけでまた「バイオハザード」です。シリーズ9作目? 「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」です。
 例によって,色の悪いゾンビやらキメラ的な素早い奴やら身体が左右非対称に発達しているので体のどこに重心があるのかさっぱり分からない連中を,美男美女の主人公たちが虐殺しまくります。大人がたくさん集まってこういうものを死にそうになって作っているかと思うと,人生至る所に青山ありです。


 またニコニコ動画から。当連載は基本的にニコ動からです。
 「【縛り】バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ Part-08【BIO2】」。これは以前に紹介したことがある。



 蛾はこういう所にいるものだという発想がすでに大衆におもねっています。



 幼虫が落下してくる。脅かすからです。



 成虫 キタ━━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━━!!!!。見事なイボタガであります。何が「そんな」なのでしょうか。



 だから,脅かすから……。



 イボタガの本当の腹部はもっとモフモフと可愛いです。これじゃあバッタの腹。



 横から。赤と青の丸印は銃の照準。



 主人公たちは動くものを見れば何でも撃ちます。



 裏面。やっぱり腹部に違和感大。



 力尽きました。墜落。



 鬼畜な(この手のゲームのプレイヤーにとっては賞め言葉)主人公たちはこの後も撃ちまくりますが画像割愛。


 別のシーン。

 幼虫が飛びついて攻撃してきます。先に手を出したのは主人公たちです。



 夢のような素晴らしい光景です。



 猿のように撃ちまくっています。



 この個体は腹に毛がありますが,まだ足りません。触角の櫛歯もかなりリストラされています。



 結局,2頭とも撃ち殺されました。


 「ダーク・クロニクルズ」にはもう1種類,蛾が出てくるのですが,前回の「CODE:Veronica」の使い回しです。こんな,ものの分からない主人公たちにはつきあってられません。割愛。
 次回は「ゲーム」ではなくて「特撮」。これはどうしても外せない。若い奴らにはきっと分からない「モルフォ蝶」が出てきます。