「みちのく会 in 札幌」私的レポ無気力幹事編(2/6)。さて相変わらずの開会準備。

 (承前)
 北海道勢が集まってきて,ようやく準備が始まる。

 東京のOさんが書いてきてくれた横幕を貼る。写真が残っているということは,わたしは全然手伝っていない。


 テーブルに標本箱が並ぶ。こうでなくてはみちのく会ではない。

 とても細かいです。モグリチビガとある。KGさんに聞くと,ライトラップものと飼育ものとの両方があるという。
 わたしは灯火でモグリチビガ的な蛾をほとんど見ていない。分からないことがはっきりしているミクロ以外なら大抵はシャッターを切っているはずだから,温泉看板あたりのような開けた場所では食草に恵まれていないのだろう。移動能力も低そうである。

 こんな感じ。寄る。生態で同定できる世界ではない。

 頭が赤いものが多い。


 もう一箱。

 こういう詰め合わせは「同定依頼」のケースがほとんど。わたしが見ても一つも分からない。

 さっそく蛾屋が群がる。どういう結論になったかは不明。


 14時から受け付けが始まる。この会へ参加は5回目だが,もちろん参加者の顔と名前は片手に足りないほどの人数が一致する。
 自分を含めて32人から参加料を受け取ればいい。金が何かまずいことになれば自分で弁償すればいいと思っているので,殿様気分の受付である。


 あと4人。しかし定刻である。


(続く)