ギフウスキナミシャク。ブナキリガ。

※5月19日うp。


 寒い寒い。毎日が「寒い」か,「寒くて雨」かのどちらかである。何十年ぶりかの天候であると地元の人は言う。
 こんなに寒いのも郵便ポストが赤いのもみんな日本の歴史認識のせいに違いない。


 というわけで,公園に出撃。20時で気温5℃。



 ここがスクリーンになって蛾がたかれば嬉しいのだが,期待薄でしかない。この公園の蛾相は貧しいような気がしてならない。

 その掲示板。ギフウスキナミシャク
ギフウスキナミシャク
 16mm。おそらくギフウスキナミシャクだと思う。「ナカモンキ」かもしれないが,ギフウスキ乗りである。16日の同一個体の画像では外横線の点列が捉えられている。
 厳密なことをいえば,解剖して交尾器を見なければならない。

 先日とは外横線の異なるキリガ。
ブナキリガ Orthosia paromoea
 13mm。ブナキリガ
 この公園はキリガ類の食草に事欠かないはずなのだが,とにかく姿を見せない。マイマイガ関連の駆除活動の巻き添えを食ったのかもしれない(検索では遠軽町の駆除活動の記事は見つからなかった)。


 この日はこの2頭でオシマイ。