ゴミムシの類。フタマタフユエダシャク。トギレフユエダシャク。ナカモンキナミシャク。ウスベニスジナミシャク。

※5月19日うp。


 遠軽公園にはほぼ絶望した。丸瀬布へ車を走らせよう。
 夜の道は対向車のライトがまぶしい。目には絶対によくないと思う。25分ほど走ってコンビニを左に曲がる。ここからがまた長い。通しで40分ほどで「いこいの森」についた。
 右手の温泉施設はナトリウムランプのオレンジ。

 虫除け。さもないと大変なことになるのだろう。
 昆虫生態館には灯りがない。駐車場のライトは1箇所のみ。キャンプシーズンになればもっと明るくなるのだろうか。
 キャンプ場に入り込む。余計な建物や舗装がないので撮影場所としては不適である。

 灯りの下に甲虫。
ゴミムシの類
 12mm。ゴミムシなのだろうけども,同定できない代物。

 とにかく歩き回る。予想に反して蛾は見つからない。

 フユシャク2種。
フタマタフユエダシャク  Larerannis filipjevi
 フタマタフユエダシャク。17mm。現場では Ectropis との違いが分からなくなって動揺したが,よく見れば触角が異なる。
 この夜,もう1頭。18mm。


トギレフユエダシャク Protalcis concinnata
 トギレフユエダシャク。16mm。

 もっと暖かくなってからが勝負。引き上げる。


 確かめたい場所がもう1つ。「まるせっぷ道の駅」である。コンビニの交差点を曲がらずに2kmほど行った所。適度に町はずれ。


 大きな建物が3つ。そのうちの1つはトイレ。自販機の島が2つ。駐車場にライトが数カ所。照らされた掲示板が3つ。
 これはなかなかいい感じなんでないかい。

 閉じた建物の入口に灯りがついていて落ち蛾がいた。
ナカモンキナミシャク Idiotephria evanescens
 ナカモンキナミシャク。15mm。

 ・スレたカバナミシャクの類。これも落ち蛾。13mm。

 自販機にウスベニスジナミシャクが2頭。
ウスベニスジナミシャク Esakiopteryx volitans
 12mm。
ウスベニスジナミシャク Esakiopteryx volitans
 13mm。
 駐車場にもう1頭。こちらはかなりスレ。
ウスベニスジナミシャク Esakiopteryx volitans
 13mm。
 どの個体も鮮度はよろしくない。5月後半相応である。


 トイレはやたら明るく,虫の餌食になりそうな気がするが,ライトに工夫してあるのかもしれない。でも外壁のあちこちに掃除しきれなかった卵の残骸がある。

 「SLと昆虫のまち」が売りなので,トイレにこんなレリーフがあったりする。虫といえばチョウだと思っているらしい。わたしは「蛾のまち」で全然かまわないのだが。


 観光地図はビニールで覆われているが,虫が入り込んだ形跡がある。
川虫死骸
 顔つきはカワゲラ。


 「道の駅」の首尾は上々。とりあえずはこちらがメインになりそうである。


 交差点のコンビニに寄る。そのうちにここのウィンドウにも蛾が飛来するだろう。常連になっておいた方が後々やりやすい。