ナカモンキナミシャク。ルリモンエダシャク。ウスバキエダシャク。チャオビコバネナミシャク。

 20時出撃。目標地までは30分かからない。

丸瀬布道の駅


 気温は8℃。これは充分に暖かいのである。
 まだ時間が早いのか。蛾の気配は薄い。

 看板の支柱に1頭目を発見。
ナカモンキナミシャク Idiotephria evanescens
 場所が悪くて測定できず。翅は閉じているが,透けを見ればナカモンキナミシャクである。
 この夜,別の支柱にも1頭。
ナカモンキナミシャク Idiotephria evanescens
 これは13mm。小振りなのか測定が雑なのか。腹部が膨らんでいるので♀かもしれない。いずれにせよ,今夜は翅を閉じる日。

 21時近くなって,蛾たちが訪れ始める。でもわたしは眠くなる時間帯に突入。しんどい。

 落ち蛾。じっとしていない。追いかけてピントを持ってくるのが大変。
ルリモンエダシャク♂ Cleora insolita
 ルリモンエダシャク。どんどん行ってしまうので測定できず。この触角は♂のそれ。
 後から見つけたもう1頭の方は♀。
ルリモンエダシャク♀ Cleora insolita
 18mm。♀は触角が櫛ひげにならない。

 昨夜に比べて車の出入りが多いが,わたしは不審者歴では筋金入りなので平気である。

 自販機にウスバキエダシャク
ウスバキエダシャク Pseuderannis lomozemia
 14mm。妙に丸く写っているが,翅を少し立てているのである。

 チャオビコバネナミシャク。13mm。
チャオビコバネナミシャク Trichopteryx terranea
 現場では暗くて小さくてウスベニスジナミシャクと区別が付かない。でもとりあえず,今シーズン初の純正コバネナミシャクである。

 やっと春が本番に入ってきたのかな。


 帰りの車が眠い。睡眠障害気味なので朝も昼も夜もぼーんやりしている。そのうち事故で死ぬかもしれない。