カシワマイマイ。カノコガ。クロエリメンコガ。フタスジシマメイガ。エゾシロシタバ。シラオビキリガ。シラホシキリガ。イタヤキリガ。アオアカガネヨトウ。

 画像がボケる。Lightroom(写真処理ソフト)上ではピンは合っている。どうもおかしいなあ。いよいよ糖尿病で目が腐ってきたのかと考えていたが,若干の実験の後,実はブログへの踏み台にしているFlickrが悪いという結論に達した。基本的にわたしは悪くない。
 というわけで,対策。

  • Flickrに落とす時にサイズを調整しない。馬鹿でかいサイズのままでいく。はてなにリンクする段階でサイズを調整する。
    • というわけで,原寸で見たい人はFlickrに飛んで,そこから右下の「↓」でダウンロードしてください。アダルト無修正動画を落とすのに比べればはるかに短い時間で,無駄に大きい画像を見ることができます。
    • 当ブログが重くなるかもしれません。ごめんなさい。
  • シャープをかけると絵柄が下品になるので,これまではスッピンかウスゲショーでやってきたのだけど,Flickrがそういう美徳を理解しないのなら仕方ない。下品に行く。シャープもコントラストもどんどん強化する。そのうちにわたしの神経が耐えられなくなるかもしれないのだが,それまでは厚化粧モードで押す予定。

 
 これでダメだったらまた考えよう。
 
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 頭がカシワマイマイの大量発生にとらわれていて,温度表示を撮るのを忘れた。かくもカシワマイマイは迷惑なのである。気象庁のデータではこの夜21時の遠軽の気温は20.7℃。
 
路灯
路灯
 数えたわけではないけれど,9割方はカシワである。
カシワマイマイ Lymantria mathura
 足の踏み場もない。
 さかんに交尾している。
カシワマイマイ Lymantria mathura 交尾
カシワマイマイ Lymantria mathura 交尾
カシワマイマイ Lymantria mathura 交尾
カシワマイマイ Lymantria mathura
 これから毎年この時期はこんな画像ばかりになるのかな。わたしは環境調査をしている人間じゃないんだから。付き合いきれない。
 
 心が折れる前に,他の蛾を撮ろう。
カノコガ Amata fortunei
 ほっとするね。カノコガ。19mm。昼の蛾なので,わたしには撮る機会が多くない。なんとなく分類不明なのだが,ヒトリガ科である。
 
 分かりやすいミクロ。ヒロズコガ科である。そんなファミリーは蛾屋以外知らないって。
クロエリメンコガ Opogona nipponica
 クロエリメンコガ。5mm。小さいよね。沢山いました。
 
フタスジシマメイガ Orthopygia glaucinalis
 おそらく,フタスジシマメイガ。13mm。左に少し見えているのはもちろん例のやつ。
 
エゾシロシタバ Catocala dissimilis
 地味カトカラ。エゾシロシタバ。25mm。
 
 ここからが本題。カシワの隙間にちらちらしている夏キリガたち。
シラオビキリガ Cosmia camptostigma
 シラオビキリガ。15mm。
 
シラホシキリガ Cosmia restituta
 シラホシキリガ。10mm。
 
イタヤキリガ Cosmia trapezina
 イタヤキリガ。12mm。
 ニレキリガもいたのだけど撮り損なっている。
 カトカラも良いんだけどさあ。ここら辺の小型キリガも捨てがたい。蛾が好きな人ならそうだと思うよ。
 
 美麗かどうかはよく分からないのだけど,とりあえず個性の強い蛾。
アオアカガネヨトウ Karana laetevirens
 アオアカガネヨトウ。14mm。苫小牧では一度しか見たことがないのだが,この土地ではごく普通種らしい。
 
 というわけで,カシワマイマイなので,後は割愛。
・よく分からないノメイガ(15mm)。
・オオクシヒゲシマメイガ(17mm),そろそろシーズン終了。
ヨツボシホソバ(20mm)。アカスジシロコケガ(16mm)。
・イボタケンモン(16mm)沢山,2化っぽいな。
・おそらく,エゾクロギンガ(11mm)。
・マダラヨトウ,数頭。 
 瀬戸瀬の国道。この夜はこんな感じ。
路灯
 25日とあんまり変わらない。