8月15日前半戦。カシワマイマイ。オオシロシタバ。ケンモンキシタバ。オニベニシタバ。ウスキシタヨトウ。ショウブヨトウの類。シロホシキシタヨトウ。

8/15

 【UTAUカバー】PoPo Loouise【夢茶ちゃむ】

※ こんちゅう探偵団は音楽と共にお楽しみ下さい

 これはもはや引用じゃないな。パクリです。ごめんなさい。当ブログは泡沫系蛾サイト「yyzz2;虫撮記」です。
 
 8月の初めは台風がからんできて毎日のように雨が降った。道東の夏はことさらに短い。一雨ごとに2段階づつの速さで秋になっていく。
 

丸瀬布道の駅

 カシワマイマイは激減した。それまでが多すぎた。
カシワマイマイ Lymantria mathura
 おびただしい死骸。これだけ死んでもまだ沢山生き残っている。
カシワマイマイ
 どこを見ても,死骸と生体。
 
 壁には卵が残る。
カシワマイマイ Lymantria mathura 卵
カシワマイマイ Lymantria mathura 卵
 これは小さめの卵塊。これの3〜4倍程度を標準とする。
 
 カシワマイマイの場所にカトカラがとまっている。
オオシロシタバ Catocala lara
 オシロシタバ。大きめの蛾。初見ではない。だが,こんなに何頭もいるのは初めてである。目の子で10頭以上いる。
オオシロシタバ Catocala lara
 寄ってみる。
オオシロシタバ Catocala lara
 広げた下翅の帯は夜目には薄く黄色がかって見える。
 
ケンモンキシタバ Catocala deuteronympha
 小振りなのはケンモンキシタバ。2〜3頭。はっきりした黄帯が鮮やかである。
 
 こちらはオニベニシタバ。これはオオシロよりもやや少ない。でも5頭や6頭ではない。
オニベニシタバ Catocala dula
 下翅を広げている個体がオニベニではほとんどいない。
  
 良いことではないのだが自販機でジュースを購入してきて,下に垂らす。彼らは食事中に,より翅を開く傾向があるとわたしは思っている。砂利を汚すと朝にハエが訪れるに違いないが,想定外の事態なので許してもらおう。
 
オオシロシタバ Catocala lara
 オオシロシタバから集まってくる。
オオシロシタバ Catocala lara
オオシロシタバ Catocala lara
 個体数が多いし。
 
オオシロシタバ Catocala lara
 オニベニシタバは翅を開かない。どいつもこいつも開けっぴろげなオオシロが開放的に過ぎるのかもしれない。でもオニベニの赤帯を撮りたい。
オニベニシタバ Catocala dula
 開かない。わたし視点からは「ただ食い」である。
オニベニシタバ Catocala dula
 これが限界。紅ショウガの着色料の赤である。
 
 カトカラはまだ続くのだけど,一休みして他の蛾。
ウスキシタヨトウ Triphaenopsis cinerescens
 おそらく,ウスキシタヨトウ。16mm。
 
ショウブヨトウの類  Amphipoea
 ショウブヨトウの類。これはわたしの蛾力では同定しないのが吉。
 
シロホシキシタヨトウ Triphaenopsis lucilla
 翅に緑が入っているので,おそらく,シロホシキシタヨトウ
 カトカラにいろいろと負けてないのだけど,サイズが足りないのだろう。
 
 (この項続く)