日曜の朝，家の回りを散歩．【写真日記虫】
１０月２６日（水）記の１０月２３日の日記．
朝起きると快晴．午後から所用があるので，カメラ持ってふらふらするなら朝のうち．パンを一つかじって８時出発．もう虫は期待薄なので，本室用の雑多な写真がメインターゲットである．公園までは行かなくていいだろう．糖尿対策の運動みたいなものだし．家の回りに足を伸ばそう．
気温はぎりぎり寒くない程度．虫にとっては寒いだろうと思う．
休日の朝なので人とはあまりすれ違わない．その方がもちろん好都合．道にしゃがみ込んでカメラを地面に向けたりしているわたしを，人々はたいていは奇異の目で見るのである．
市街化調整区域に近いせいなのかどうか，空き地やら小公園やらがやたら多い（右上画像参照）．思ったよりまだ花が咲いている．
でも虫はいない．
いたとしても何だか「死相」が出ている．成虫で越冬する種類の奴はとっくに隠れ家にしけ込んでいるのだろう．
「アリとキリギリス」ではないけど，こんな時期に外をふらついているのは残り短い命をそれなりに楽しもうとしている手合いに違いない．
- ハナアブ；全然動かない．もう体が動かすのがおっくうになっているのかもしれないし，死んでしまっているのかもしれない．
- クロアリ；アリもめっきり減った．ガムに取り付いていた．甘みがまだ残っているのか．
- オオモンシロチョウの幼虫；住宅街を歩いていると，空き地（だと思う）に小さな菜園や花壇がちらほら．そこで見つけた．外来種である．日本のモンシロチョウの「青虫」とはずいぶん違って「蛾っぽい毛虫」．ところでこいつが食っているのはノウゼンハレンの葉っぱなんだけど．アブラナ科以外も食草にするらしい．蛹で越冬だろうから，もう一踏ん張り．
- ハリバエの類；日向ぼっこ中．おそらくは地面のコガネムシ幼虫に寄生する種類．もう完全に残りわずかな余生を過ごすばかりだろう．
