泥道と一面の落ち葉【写真日記虫】

yyzz22006-03-21

 春分の日は好天.とはいえ,風は強い.
 あまり虫がいそうな感じではない.でも,次第に春になっていく様子を肌でつかんでおきたい.仕事を午前中であげて,錦大沼公園へ.

 つーぴー,と高い声で鳴いているのがシジュウカラ.こつこつこつ,と響かせているのがキツツキ.姿は見えない.
 雪は日陰のところに残るだけ.歩道はひたすら泥道.木の根もとは緑のコケ.道をはずれると一面の落ち葉の茶色である.
 落ち葉を踏むとコモリグモが何匹でも飛び出してくる.晩秋の時と状況が似ている.
 秋のどん詰まりと春の気配の季節は彼らの独壇場であるらしい.

06年3月21日,苫小牧市大沼公園


 連中以外はやっぱり見つからない.冬を越した木の実たちを撮って帰宅.こんなのは鳥の餌になるのだろうか.