キンイロキリガ,ベニスズメ.フタツメゴミムシ.【写真日記虫】
人生も体調も難破気味なのだけど,蛾の方は毎日のように何らかの成果が上がる.ネット碁ほどは時間は取られないので,比較的楽な趣味である.
昨夜のケロタムに続き,今夜もライバルが出現.やはり虫探しはおいしいのである.右上画像.眼からビームを放っているとおぼしき宇宙生物が街灯の下に.挙動から見て,こいつも蛾や甲虫を狙っている模様.
錦大沼駐車場.
☆フラッシュと同時に逃げまどうシダエダシャクらしい蛾.
★ようやく6月になってのキンイロキリガ発見.
06年6月6日20時35分.苫小牧市樽前錦大沼公園.
春のキリガの中で,最も模様の塗り具合の面白い蛾.他所の掲示板では2カ月前から貼られていた.やっと追いついた.
「我虫掲示板」で管理人さんから祝福.
yyzz2さん〜^^ゴールド会員ゲット〜
おめでとうございます〜
嬉しいです!
学名は"Clavipalpula aurariae".「小さな蝕鬚のある鉤+金色の」である.
温泉看板.
☆リンゴドクガ×1.アカハラゴマダラヒトリ×2.
★変な絵柄のハムシ.鳥糞系?
06年6月6日20時39分.図鑑に載っている種類よりも倍の大きさがある.甲虫やカメムシが来はじめると灯火は3倍楽しい.
※追記:「いもむしうんち」のAclerisさんから,ありがたーいコメント(下参照).
ハムシと思いこんだのは素人の浅はかさ,なんとフタツメゴミムシだそう.えー,ゴミムシー? もはや座右の書と化している『札幌の昆虫』を調べると,なるほど載っている.概して甲虫には関心が薄いもので,ゴミムシの項は全く見てなかった.(つД`).
そのつもりで眺めると,精悍な顔つきに見える.
こんなところに出てくるから誤解されるのだが,実は樹上性とのこと.ちょうどヨツボシヒラタシデムシのゴミムシ版みたいなものだな.「鳥糞」を連想したところまでは当たっていた.ヨツボシヒラタシデムシの方はきっと木の若芽の鞘の色だ.
どうも甲虫は何でもかんでもハムシに思えて困る.クワガタの♀くらいなら充分に今のわたしをだまくらかすことができそうである.
ついでにネット検索をかけて「京都府昆虫類リスト」をみると「自然度良好な森林性」なんて書いてあるぞ.そうだったのか…
アルテン奥の駐車場.脳内では「Bポイント」.
☆相変わらずのシャクガの大小.
追記(07/4/20):うち1頭はルリモンエダシャク.
★B−4に移動中,蛾反応あり.
これは神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! 普通種ではあるんだけど,ぜひとも会いたかった蛾だ.キンイロキリガといい,続くときは続く.
近寄らなくてもわかる.ベニスズメキタコレ.逃げられると後悔がきっと残る.慎重に撮影開始.
06年6月6日20時49分.前翅長は27mm.サイズは並だがそういう蛾ではない.
画像でも派手だが,眼視では鮮やかなピンク色が一層目に焼き付く.どうしてこんな色になってしまったのだろう.オオミズアオにせよ,このベニスズメにせよ,ぜひ,ほの暗い中での実物の輝きを見て欲しい蛾.特に子供が見て欲しいと思う.決して無駄にならない体験になるはずだ.
這いつくばって横から.腹も鮮やかなピンク.
06年6月6日20時51分.
スズメガを英語で"Hawk-moth"(鷹-蛾)という.なかなか格好良くて,いい感じである.ベニスズメは"Elephant Hawk-moth",「象鷹蛾」である.「UK-Moth」によれば,幼虫が「象の鼻」に似ていることからのネーミングだそうな.なんか無茶である.