ナカスジシャチホコ,ウチスズメ.【写真日記虫】

アカハラゴマダラヒトリ

 朝は南からの潮風が吹いて,例によって雨.昼に上がって夜には道路は乾いていた.
 これは出撃しかない.仕事も丁度,一番締め切りのキツイところをこなしたばかり.土曜日なのに7時頃まで働いているのである.虫撮りにぐらい行かせてくれー.


 まず,錦大沼公園駐車場へ.
☆蛾LOVEさんに同定してもらったトビマダラシャチホコ.近々に記事にする予定.


 アルテン(温泉・オートキャンプ施設)へ.
★もはやレギュラーとなっているアカハラゴマダラヒトリ×2.1頭はもはやかなりお疲れ(右上画像).お腹が見えてるぞ.
★支柱の下の方にナカスジシャチホコ.これは去年に経験済み.

06年6月10日21時01分.苫小牧市樽前錦大沼公園
 例によって『コンパクト版昆虫図鑑Ⅱ』が熱い.

茶の翅に白い帯が映える美麗種.いつも出会いが期待される種だ.まっすぐ走る白色縦帯は中央に角紋をつくる.(p.5)

 実際,背中側の白が,黒褐色の線とのコントラストで圧倒的に目立つ.だから遠目には背中の白が浮き上がって,甲虫の鞘翅のように見えさえもする.前縁部は,はみ出した後翅のように.これもほの暗い中で見るべき蛾だ.

06年10日21時02分.
 わざと小さめの横画像だが,分かるだろうか.
 学名は"Nerice bipartita",「ネリス(女性名,オラトリオ会の聖ネリから?)+2つに分けられた」.小種名は前翅の様子から付けられたものと思われる.


★もう1頭.新顔のスズメガウチスズメ

06年6月10日21時10分.
 見事なモヒカン頭の顔色の悪い兄ちゃんである.飲み過ぎて突っ伏してゲエゲエやっているときっとこんな感じになる.
 恒例のツーショット撮影.

06年6月10日21時11分.前翅長は47mmくらいか.これくらい大きいと見ていて飽きない.いつまでも眺めていたいがそうもいかない.
 この蛾,調べてみると,後翅に大きな眼状紋があるという.撮影時は知らなかったのだから仕方ない.それは次の機会に.