ホソヒラタアブ.クロマルカスミカメ.コキマダラセセリ.モンクロシャチホコ.フタスジヒトリ.【写真日記虫】

yyzz22006-07-22

 緑ヶ丘公園に行こうと車を東に走らせている途中,気が変わった.Uターン.錦大沼公園アルテンへ.
 虫の知らせ.


 途中,100円ショップでノギスを購入.これで蛾の採寸をしようという作戦.


<馬場>
 牧場の脇の雑草を探査.ハナアブ多し.

ホバリングを撮ろうとするも,ピントを合わせている内に花に着地してしまう.

ホソヒラタアブの♀と♂.『札幌の昆虫』で絵合わせ.「_∧_」で識別.
ハエアブは概して写真写りがいい昆虫である.


 アシナガバエヒラタアブの幼虫を撮りながら歩く.そこに幸運が.

ヨモギに黒い小さいハムシ… 撮ってみると違った.カメムシだ! しかも…

クロマルカスミカメの♀.ふたばでカメムシの専門家の人に確認してもらう(アリガトウゴザイマシタ).
1月18日の記事で♂を取り上げている.というわけで,♀は今年の目標の一つだったのである.達成.

後ろ姿.もうハムシと区別がつかない.短翅なのもハムシ的.強いて言えば触角が違うかな.この後,彼女は下に落ちて逃走.

次は蝶の追っかけ.黄土色の素早い奴.

コキマダラセセリ.なんとも語呂の悪いネーミングである.
この後翅の拡げ方は,シャチホコガカレハガのスタイルを連想させる.


 ツツハムシの類(「虫我掲示板」の「甲虫駅伝スレ」逝き),黒いミバエ
 ※ハギツツハムシ?(071209日貼り


 さて,昼の蛾探し.
 看板にはキドクガリンゴツノエダシャク残留.

杭に変な奴発見.プードルというか,白アフロというか.

モンクロシャチホコ.ノギスで計測.前翅長20mm.
図鑑を調べると,幼虫がすごいらしい.さっそく検索.なるほど大変である.(「とんび岩通信」の「生き物便り」,「幼虫図鑑」の「モンクロシャチホコ」など参照)


 街灯の下あたりの植え込みに,夜の間に訪れたとおぼしき蛾たちが休んでいる.ホソバヒトリガが多い.


フタスジヒトリ.ここら辺では他のヒトリガに比べて,今のところ少ない.


 疲れたので帰宅.