マダラカギバ.ギンスジエダシャク.クビワシャチホコ.フタホシキコケガ.シロモンコヤガ.オオクシヒゲシマメイガ.【写真日記虫】
クワ採りの人々に混ざりながら.
<温泉看板>
一部,ワイド画面でお送りいたします.
昨日の今日で,ウススジオオシロヒメシャクと紛らわしい奴がさっそく出現.
マダラカギバ.前翅長は25mm.『蛾類図鑑』では一見シャクガ科のAbraxas属のものを思わせる.(p.2)
いろいろな蛾と似ている模様.これも寒地系の蛾らしい.
前翅長は20mm.大きくしっかりした△形.なかなかの美麗種とみた.
ギンスジエダシャク.「全国的に普通種で,平地に多い(『大図鑑』,p.561)」とのこと.
画像のように触角が立派なのは♂.この日,3頭確認したがすべて♂だった.
付記(07/4/18):記載がないがウスベニコヤガの画像あり.
<馬場駐車場>
ウススジオオシロヒメシャク.時期なのかな,
ズグロツバメアオシャク(?),後日回し.だんだんアオシャクが混乱して訳分からなくなってきた.スズメガといいアオシャクといい,昨シーズンはほとんど見つけていない.目ができていないというのは恐ろしいことである.
ウスベリケンモンとベニスジヒメシャクsp..
不明シャクガ.未同定フォルダ( ´∀`)/~~.
付記(07/4/18):ハミスジエダシャク.
地味どころ.
クビワシャチホコ.前翅長29mm.胸背の横線から始まってずーっと続いている黒帯を「首輪」にみたてたものらしいが,もちろんよく分からない.
ところで調べると,学名が"Shaka atrovittatus"である.「釈迦+黒い帯で飾られた」.ものの分かった小種名である.属名が釈迦! 困ったなあ.釈尊はわたしが最も畏敬する思想家である.この蛾を見るたびに合掌しなければならないらしい.
ベニスズメ,ウチスズメ.後者はもちろん眼状紋を出させる(右上画像).
付記(07/4/18):記事がないがルリモンシャチホコ画像あり.
キドクガかどうか現場でしばらく悩んだ.違っていそう.それにしてもドクガの一種だろう,基部の点を目印にすぐに同定できるだろうと思った.大はずれ.
フタホシキコケガ.コケガである.ヒトリガ科.前翅長12mm.「あまり多くない」そう.
あんまりなので「そっくりさん」のタイトルで「虫我掲示板」へ.
<温泉看板リターン>
これは初見ではないが,初貼り.
シロモンコヤガ.「コヤガ」の名の通り,前翅長10mmの小蛾.普通種.
白いくっきりした腎状紋・白帯と,その下の橙色が鮮やかである.これもいい蛾だ.
昨夜もいた蛾.変な奴である.「蛾飢道談話室」でmatszさんに同定してもらう.感謝!
オオクシヒゲシマメイガ.前翅長18mm.触角は♂は櫛歯,♀は糸状ということで,こいつは♀.
昨夜の画像を見るとそちらは♂である.
クサカゲロウ.いつものハエトリグモ.
<道道看板>
クロスズメかマツクロスズメか.「みんな蛾」へ.
※追記:ラディンさんよりオビグロスズメではとのご教示.感謝!