マダラカギバ.ギンスジエダシャク.クビワシャチホコ.フタホシキコケガ.シロモンコヤガ.オオクシヒゲシマメイガ.【写真日記虫】

yyzz22006-07-28

 クワ採りの人々に混ざりながら.


<温泉看板>
 一部,ワイド画面でお送りいたします.

昨日の今日で,ウススジオオシロヒメシャクと紛らわしい奴がさっそく出現.

マダラカギバ.前翅長は25mm.『蛾類図鑑』では

一見シャクガ科のAbraxas属のものを思わせる.(p.2)

いろいろな蛾と似ている模様.これも寒地系の蛾らしい.

前翅長は20mm.大きくしっかりした△形.なかなかの美麗種とみた.

ギンスジエダシャク.「全国的に普通種で,平地に多い(『大図鑑』,p.561)」とのこと.
 画像のように触角が立派なのは♂.この日,3頭確認したがすべて♂だった.

 付記(07/4/18):記載がないがウスベニコヤガの画像あり.


<馬場駐車場>
 ウススジオオシロヒメシャク.時期なのかな,
 ズグロツバメアオシャク(?),後日回し.だんだんアオシャクが混乱して訳分からなくなってきた.スズメガといいアオシャクといい,昨シーズンはほとんど見つけていない.目ができていないというのは恐ろしいことである.
 ウスベリケンモンベニスジヒメシャクsp.
 不明シャクガ.未同定フォルダ( ´∀`)/~~.
 付記(07/4/18):ハミスジエダシャク.

地味どころ.

クビワシャチホコ.前翅長29mm.胸背の横線から始まってずーっと続いている黒帯を「首輪」にみたてたものらしいが,もちろんよく分からない.
 ところで調べると,学名が"Shaka atrovittatus"である.「釈迦+黒い帯で飾られた」.ものの分かった小種名である.属名が釈迦! 困ったなあ.釈尊はわたしが最も畏敬する思想家である.この蛾を見るたびに合掌しなければならないらしい.


 ベニスズメウチスズメ.後者はもちろん眼状紋を出させる(右上画像).
 付記(07/4/18):記事がないがルリモンシャチホコ画像あり.

キドクガかどうか現場でしばらく悩んだ.違っていそう.それにしてもドクガの一種だろう,基部の点を目印にすぐに同定できるだろうと思った.大はずれ.

フタホシキコケガコケガである.ヒトリガ科.前翅長12mm.「あまり多くない」そう.
あんまりなので「そっくりさん」のタイトルで「虫我掲示板」へ.


<温泉看板リターン>

これは初見ではないが,初貼り.

シロモンコヤガ.「コヤガ」の名の通り,前翅長10mmの小蛾.普通種.
 白いくっきりした腎状紋・白帯と,その下の橙色が鮮やかである.これもいい蛾だ.

昨夜もいた蛾.変な奴である.「蛾飢道談話室」でmatszさんに同定してもらう.感謝!

オオクシヒゲシマメイガ.前翅長18mm.触角は♂は櫛歯,♀は糸状ということで,こいつは♀.
 昨夜の画像を見るとそちらは♂である.


 クサカゲロウ.いつものハエトリグモ


道道看板>
 クロスズメマツクロスズメか.「みんな蛾」へ.
  ※追記:ラディンさんよりオビグロスズメではとのご教示.感謝!