シラホシヨトウ.フタテンヒメヨトウ.【写真日記虫】
飛び石出張のハザマ.忙しい忙しいとばかり言っていると人間が下品になるのは分かっているが,やっぱり余裕はでんでんない.
今日はやけくその定時退社決行.そのまま錦大沼公園へ.北海道はまだまだ陽が高い.
陽が高い,とはいえ,もう夕方には違いない.虫は低調.
蝶は今日も近づかせてくれない.ジャノメチョウ(右上画像).
フキの葉の上に黒っぽいヨトウガ.見るからに腎状紋がヤガ模様.
シラホシヨトウ.前翅長21mm(ノギス計測).『大図鑑』を見ると類似種に「アトジロシラホシヨトウ」というのがいる.どう見分けるかというと,
・シラホシ→第1腹節背面の冠毛は赤褐色.亜外縁部に金茶色の点刻.
・アトジロ→冠毛は先端まで黒.亜外線部に点刻なし.
とのこと.
この名前に記憶があった.思い出した.昨年,幼虫をふたばに貼って同定してもらったことがあった.自分の画像が見つからないので「みんな蛾」から.頭の(■■)が端子みたいで面白い.
ついでなので,腎状紋をもう1頭.
フタテンヒメヨトウ.7月12日,緑ヶ丘公園.
一回り小さい蛾.赤茶の地肌に白ペンキを垂らしたような白い紋が鮮やかである.
カメムシはトゲカメムシとハネナガマキバサシガメ.
甲虫はヒラタシデムシ.
久しぶりなのでここでバッテリー切れ.不調だなあ.