カレハガ.アケビコノハ.ヒメシロモンドクガ.エルモンドクガ.【写真日記虫】
出張だったり自動車事故(物損のみ)だったりで虫どころでない日々が続いた.後者はまだ片が付いていない.
というわけで今月初の夜回り出撃.ずいぶんと状況が変化しているに違いない.へこんだ車で大発進である.
蒸し暑くはない.涼しいくらい.ほんの少し,ガスがかかっている.
【温泉看板】
さて心配なドクガは… 1頭のみ.
中小のコガネムシ(マグソからマメまで)がおびただしく,わたしや看板にしきりに特攻をかけてくる.蛾にのんびりピントを合わせていると蹴散らされる.困った連中だが仕方ない.
大物はいない模様.
サイズではこいつが最大か.前翅長29mm.アケビコノハ,ムラサキシャチホコからは幾分見劣りするものの,それでも枯葉擬態の第一人者に属することは間違いない.
カレハガ.ギザギザのある葉っぱの感じがよく出ている.両サイドに赤黄色の後翅がはみ出しているのは何だろうと思ったら,こちらは上から見られたとき対策である.
でも頭が大きすぎだと思う.もっとスマートなら葉柄にみえるかもしれないのだが…
ところで,以前にヒメカレハを貼っている.参考までにリンク.あまり枯葉には見えない.
ついでにこれも.こちらは7月13日にコンビニの窓で撮影.
アケビコノハ.こちらは,もはや蛾とは思えないスタイル.知らない人は驚くだろう.ほとんど怪獣である.
結構大きい.なるほど,この葉っぱの形なら大きめの樹のものかもしれない.1cmサイズで葉っぱをやってもコストパフォーマンスが悪そうである.茶色や黒をしているだけで充分そうだ.
オオクシヒゲシマメイガ(はじめ変換をかけると「大区私費夏至マメ医が」.((;゚Д゚)アワワワワ).あいかわらず変な奴.予定では「蛾飢道」へ|Д´)/~~.
不明シャクガ(14mm),未同定フォルダ( ̄ー ̄)/~~.
付記(07/4/19):ウチジロマイマイ.
フキトリバ(7mm).
カメムシ類は,ハネナガマキバサシガメ,イネホソミドリカスミカメ(右上画像),チャイロナガカメムシ.どいつもこいつも小さい.
前翅長19mm.あんまりきれいな模様ではない.貧乏くさい.毛の感じからドクガ科に当たりをつける.
ヒメシロモンドクガ.無毒系のドクガである.さすがに幼虫は毒毛を持つらしいが本家に比べるとカワイイものらしい.
移動.
【馬場駐車場】 火薬の匂いがする.空気が重く湿っているので,遠くの花火の煙が下を漂ってここまで来たのだ.
初ノンネマイマイ.白地に鋸歯線が美しい.これは好きな蛾.そういえば,これもドクガ科だ.これでドクガ3種目.
アオシャク2種.うち1頭は初見のヨツメアオシャク.
もう1頭はコシロオビアオシャク.
不明シャクガ*1(追記:ウスキクロテンヒメシャク)と不明ヨトウ*1,未同定(´ー`)/~~.(付記(07/4/19):オオフタオビキヨトウ.)
エゾシモフリスズメ*4.1頭はどうも色が薄いように思って何枚も撮ったが,結局エゾシモフリ.
ムラサキエダシャク.2化組らしい.
今日のドクガその4.これは図鑑で知っていた.
エルモンドクガ.前翅長28mm.筆でたらっと書いたような「┓」字がポイントである.
学名を調べてみるとやっぱり"Arctornis l-nigrum",「熊-鳥+Lの黒点」である.
近くにマメドクガ(その5)も.やっぱり夏はドクガの季節である.春先はシャクガだらけ,ついこの間はヒトリガだらけだったというのに.秋にはノメイガ攻勢?
【錦大沼入口看板】
黄色にゴマダラの不明蛾.簡単に分かると思ったら難しい.とりあえず未同定へ(・∀・)/〜〜.もう少し調べて分からなかったら「蛾飢道」に出してみよう.
※恐らくコベニシタヒトリの斑の多い個体.
この蛾を撮影中,バチッと音がしてライトが落ちた.時計を見ると22時15分.この時間で点灯終わりらしい.温泉も22時でオフになる.
ようするに蛾撮りゴールデンタイムは21〜22時ということ.
【コンビニ】撮影せず.羽アリ多数.
ドクガ*1.アマヒトリ*3.ヨツボシホソバ*2.