コキマダラセセリ.アシアカカメムシ.【写真日記虫】

 今日も昼休み散策.


 植え込みのマツにスジコガネが盛んに飛んでいる.成虫はマツの先っぽをかじり,幼虫は根っこをかじるという困ったやからである.
 飛翔写真に挑戦するが全然ダメ.がっかり.撮った画像は全削除.

 もう1種,困った奴.ヤマザクラの幹にカイガラムシ

 磯だまりとかにいる原始的な貝類を連想させるが,あれらよりも謎な生き物である.いくら「生物は遺伝子の乗り物でしかない」とは言ってもねえ.菌類みたいもである.

 芝生の上をオオモンシロチョウが飛び回っているが,とまる気配が一向にない.断念.
 他方,小さなコキマダラセセリは追い切れないほどのスピードだが,一回りするとお気に入りの場所に戻ってきて翅を拡げる.
 こちらを撮ろう.姿勢を低くした方が向こうの警戒がゆるむようなので,芝生に膝をついてにじり寄る作業.途中,蝶は逃げてもまた戻ってくる.なんとか1mを突破,60cmくらいまでは近づけたと思う.

 写真としてはいつもと同じ.

 ムシヒキアブコガシラアワフキを捕食.

 樹の枝にアシアカカメムシ

 側角(肩の張り出し)の形が独特でだいたい間違えない.昨年は1枚しか撮れなかった種なので,千載一遇の好機.時間をかけて枚数を撮る.
 画像はふたばに貼ったものと同じ.左の触角を前脚でしごいているところ.


 室内は暖かいが,木陰は涼しい.
 今日は夜回りは休みにしよう.連日では体がもたないのである.