カラフトゴマケンモン.マエキカギバ.ベニシジミ.【写真日記虫】
怠け放題の夏休みが終わる.今夜は虫撮りに行こう.玄関のドアを開けると一面のガス,霧雨.
この程度ならカメラは大丈夫そうだ.
【温泉看板】
数日前に保留していたカラフトゴマケンモンの,禿げていない個体発見.
前翅長28mm.「○」や「へ」の紋がしっかりしていて,白の地肌よりも黒の部分が目立つ.どちらかといえば,寒地・高地の蛾らしい.冬のコート柄に見えないこともない.
ところで,蛾の分類には「大図鑑体系」と「新体系」があるそうである(がいすとさんの「List-MJ 日本産蛾類総目録」の「「List-MJ」の2つの体系について」参照).この蛾は「新体系」では,ヤガ科ウスベリケンモン亜科から独立して,ケンモンガ科へ移行している.解放を勝ち取ったのか,それとも左遷なのか.
オオシロオビアオシャクとクロモンアオシャク.「アオシャク小特集」はまだ画像整理の段階.
やっぱりドクガは多い.コガネムシ類はだいぶん減ってきた.
モントガリバ.
くすんだ色のカギバガ(鉤羽蛾).ひょっとしたらアオシャク(青尺蛾)かもしれないとよくよく見たがやっぱりカギバである.
マエキカギバ.前翅長15mm.どの図鑑を見てもほとんど解説のない,つまらない蛾である.この蛾の責任ではないのだが,話題のないものは仕方ない.
【馬場駐車場】
いよいよガスに煙っている.右上画像は物置のプレハブ.赤く見えているのはつないである自転車のテールである.
地面が濡れていて蛾拾い不能.プレハブの壁にアマガエルが貼り付いていた.カエルは久しぶり.
【コンビニ】
ドクガ.ノメイガ.
タケカレハが触角を拡げていたが我慢して撮らず.