秋の定番カメムシたち.【写真日記虫】

yyzz22006-09-17

 台風は北海道にはまだ.明日から雨だという.


【錦大沼公園
 駐車場に自動車は6〜7台.アルテンの方のイベントに行く人が多いのだろう.そういえば遠くから何かアナウンスと音楽がわずかに聞こえてくる.


 葉っぱの上はカタツムリだらけ.大抵はもう体を引っ込めて寝ている.画像はまだ動いている呑気者.


 常連のカメムシがぼちぼち.というわけで,カメムシ3題.
 つくづくカメムシと蛾ばかりのブログである.

 スコットカメムシ

 秋になると出てくる.北海道では室内に闖入する代表的なカメムシである.
 夏の間は幼虫をしているはずだが,まだ未見.どこに隠れているのやら.
 フラッシュが強すぎて,脚の部分がぼけてしまった.面白いからいいや.

 エゾアオカメムシの幼虫.

 これも初冬の室内でおなじみのカメムシ.もうすぐ成虫になるはず.
 こんな葉っぱの陰では冬越しできないのはもちろんである.

 トゲカメムシもいた.

 『日本産幼虫図鑑』(学研,ISBN:4054023703)では「8月頃から幼虫が見られ,幼虫で越冬する」とあるが幼虫の時期はもっと早かった(7月)ように思う.
 今から産卵して,ということも考えられるが.北海道では成虫越冬するのかもしれない.

 チャイロクチブトカメムシ

 何のつもりなのか,コンクリート屑のようなものを乗せて歩いている.寄生卵もそうだが,カメムシは自分の背中に関心がないらしい.
 カメラを近づけると,止まって尻を持ち上げる.威嚇のポーズと思われる.


 その他の虫は,ナガコガネグモ*2.
 シャクガみたいに翅がペラペラのヒョウモンチョウ(地面を歩いていた).
 そのうちに貼るつもりのカミキリムシ