ミバエの類.ハネナガマキバサシガメ.【写真日記虫】
ちょっと迷ったけど,緑ヶ丘公園へ.
こちらの方が植物の種類が多様で,虫の「はずれ」が少ない.まだ春とはいえない.虫の,より出てきていそうな方.
カモメがいつもより多く,駐車場でくつろいでいる手合いまでいる.カラスがひっきりなしにガアガア鳴いている.どうやら春に向けてのあれやこれやが始まっているらしかった.
雪は思ったよりも残っている.雪を踏みつけて樹々を見て回るが,蛾もクモもいない.いくぶん気落ちする.
トイレにいつもの春一番のミバエの類.動きがのろい.鏡筒を一杯に伸ばして近づいても大丈夫.
体長7mmくらい.あまり代わり映えしないのだが,練習練習.
こちらは4mmくらいの小バエ.近づき過ぎると飛ぶ.
逃げられてもあまりくやしくない.こちらもシーズンに向けての撮影練習.
池の周り.南側は溶けているが,山側の雪は残っている.
ユスリカの交尾が撮れないかなと思って下を見て歩く.クモガタガガンボの時期は終わっているような気がする.
雪上を薄茶色の虫が.クモガタガガンボのような厚みがなく平面的.普通のガガンボ? 違った.
ハネナガマキバサシガメだ.初カメムシはこいつになったかあ.
成虫越冬なのだな.体長は8mm.
割ときれいに撮れた.カメムシはやっぱり可愛らしい.
餌探し? しかしトビムシにしてもユスリカにしても大した獲物ではなさそうに思う.暖かい(気温は4℃くらい)からとりあえず出てきてみたものか.
啓蟄は6日頃だったかな.北海道では普通は全然なのだが,今年は予断を許さない.