カタクリハムシ.アカハネムシ.ヨモギハムシ.ハグロケバエ.オオハエトリ.

yyzz22007-05-27

 自慢ではないが,肉体年齢は90代である.ほとんど老衰に近い.もはや明日をも知れない状況の様な気がする.不摂生のせいである.
 出張疲れが抜けないのだが,でも出撃.脳年齢は60才ぐらいのつもりである.
 いや,夜には外に出る気力がなくなっているような気もするし.
 イマノウチヽ(´Д`;)ノ ランタ タン♪.


 緑ヶ丘公園はまたイベントだね.カラオケの歌声が公園に響く.下品な雰囲気.目をそちらに向けると,きっとこちらまでアレになるだろうから見ないようにしてっと.


 昼の蛾はどうしてもハマキガが多くなる.未同定ヒメハマキ*2.同定できたら貼る予定.
 ※不明とハイイロウスモンハマキ?

 赤いハムシ.あちらこちらに沢山いる.体長7mm.

 カタクリハムシ.ここでのホストはオオウバユリのようだ.
 あまり愛嬌のある顔立ちではない.逃げない個体がいたのでクローズアップレンズを久しぶりにはめて,接写に挑戦.

 御利益を感じないなあ.
 「Web東奥/とうおう写真館・あおもり昆虫記」の「カタクリハムシ昆虫記」によれば,カタクリハムシという名前にもかかわらず,ウバユリにばかり集まるという.ここでもオオウバユリにばっかり.カタクリだって生えているはずなのだが.
 葉っぱはほとんど喰われていない.さて幼虫の食欲はどんなものなのだろう.交尾している個体は見つからなかった.

 こちらはおなじみのアカハネムシ

 触角が立派で,よく見かける虫だが,何を仕事にしているのかよく分からない.名前も個性を感じない.

 ・合間に翅を閉じたハナアブや,妙な頭の小さいコバエや,4mmほどのルリオトシブミ類(?).

 特異点トイレでマダラカマドウマ.まだ幼体?

 カマドウマを撮るのは初めて(カメラを持っていない時に会う).嫌われることの多い虫だが,被写体としてはすこぶる格好いい.

 甲虫づいている.フキの葉にいかにもハムシめいた幼虫.

 ヨモギハムシらしい.フラッシュを浴びせようと葉を揺すろうと,黙々と食べ続ける.無心というのはこういうことなのだろうというより,頭が空っぽなのに違いない.
 ヨモギハムシは卵で越冬するという.春に孵化した小虫は,萌え出た新芽を思うがままにむさぼるという寸法である.上手い戦略だと思う.

 苫小牧でもやっぱり出てきていたハグロケバエ♂.

 これも逃げないのでどんどん寄る.おおー,マクロ撮影っぽいぞ.


 最後にシーズン初オオハエトリ(右上画像).やっぱりハエトリはかわいい.


 夜は窓の外から風の音が.もう心はとっくに折れていた.