ギンモンカレハ.キリバネホソナミシャク.【写真日記虫】
休日.早くに眼が覚めて入浴して,寝直し.いくらでも寝られる.昼の虫撮りはどうせ行かないつもり.眠る眠る.夜を楽しみに眠る.
バッテリー類も充電完了.20時過ぎ,外に出る.
風がない曇空… ではない.微細な雨がほんの少し降っている.どうしようか.傘なしで問題ない程度の降り.
でもカメラが濡れるし,濡れそぼった蛾は見ていてかわいそうなのだ.でも,やむかもしれない.出撃.温泉看板だけでも見ておこう.
車のワイパー越しに薄茶色の蛾が車に飛び込んでくる.シーズン中ならいつものこと.スピードを落とし目で走るしか方策がない.アルテン着.雨は変わらない.
真っ先にツマキリエダシャクが目に付く(右上画像).この蛾は去年には記憶がない.年々歳々,蛾同じからず.花だってきっと違うに違いない.
こちらが今夜のメイン.
前翅長14mm.ギンモンカレハ.反射板みたいな銀色の紋が特徴.白トビしかねないので暗めにして撮り.
ヨシカレハなんかも,そのあたりに紋がある.
06年8月8日.これぐらいならまだ枯葉の虫食いに見えるのだが.ギンモンカレハの紋はどうにも過剰である.鳥糞にしてはピカピカし過ぎだ.
他の高等生物に比べて昆虫は形態変化のコストが小さく,趣味的な方向に進化する余裕がより多くあるのだろう.
顔は「ヒヨコのお菓子」のカレハガ顔.
ホソバナミシャクがまたいた.今回も高い所で下から見上げ.しかも照明が悪い.
前翅長14mm.前翅と後翅のサイズの比率がだいぶん違う.この画像は雰囲気だけ.
※Matszさんより「キリバネホソナミシャク」とのご指摘.感謝! なるほどその通りである.
その他,セブトエダシャク(20mm).アカハラゴマダラヒトリ.
駐車場にヒゲナガカワトビケラ*4.
コンビニでアカハラゴマダラヒトリが踏みつけられていた.