シラクモアツバ.アオナミシャク.スジモンヒトリ.クロスジアツバ.エゾスズメ.チビヒメナミシャク.【写真日記虫】
夜の7時過ぎに帰宅して8時半には虫撮りに出撃している.どっちが仕事なのか時々分からなくなる.
薄曇り.風は弱い.
<温泉看板>
まずゴマケンモンが目に入る.これは掲示板でも最近何度か貼られているし,何かわたしが撮ると緑が薄いし.でもその隣の蛾はきっと初見だ.
左下隅がゴマケンモン(18mm)の一部.中央がシラクモアツバ(16mm).右上隅のユスリカはおまけ.
シラクモアツバのもっとちゃんとした画像も.
茶色いガウンを引っかけた風情.背中が禿げているのが残念である.
横から.小唇髯がそり反っている,というよりは折れ曲がっている.
こんな地味な蛾に画像を3枚も費やして恥じないのが当ブログの最大の特徴である(HPともどもスキマ産業狙い.単に人々の多数が何を求めているか分かっていないだけとも).
こちらも個人的には美しい蛾だと思っているのだが,ネット上ではさっぱり採り上げられていない.「アオシャクの偽物」とでも思われているのだろうか.
アオナミシャク.前翅長14mm.小さいのか? 小さいからいけないのか?
移動した所を上から.
色の鮮やかさではアオシャク亜科に負けていない.
・オナガミズアオ.この夜はミズアオ5頭と遭遇.
・アカハラゴマダラヒトリ沢山.どんどん上着に飛びついてくる.ドクガじゃないから平気と言えば平気だが,背中や帽子に乗せてお持ち帰りというつもりも全くない.
<駐車場>
・分からない白いヒメシャク,分からないヤガ.
・スジモンヒトリ(21mm).先週あたりからコンビニでは見かけていたが,こちらでも本格的に出てきた.この夜,3頭.しかしアカハラゴマくんといい,このスジモンくんといいどこにそんなに幼虫が沢山隠れていたのだろう.
・棒状になったヤガ.きっと「何だかモクメ何だか」に違いないが分からない.また蛾LOVEさんの所へSOS.(・∀・)/~~.
・トリバガ.シーズン2頭目.同定できるとは始めから思っていない.
<温泉看板再び>
小さいアツバの来訪.
類似種が沢山いるのだがサイズ10mmが決め手でクロスジアツバ.「みんな蛾」によれば,幼虫は枯葉喰いである.「オトシブミ」とあるのは例のゆりかごのことだろう.人の餌に手を出すなよ.小さい蛾は,「青虫がキャベツを食べている」イメージとは合わないものが多そうだ.
これも横から.蛾を撮り始めて3シーズン目なのでいろいろと遊べる.
いかにも「明日会社に行きたくないなあ」という顔つきだが,安易な同情はもちろん禁物である.
<覚生川通り>
久しぶりに足を伸ばす.
・リンゴケンモン(26mm).セダカシャチホコ(35mm,でかっ!)
さんざん飛び回った挙げ句,壊れかけてやっと停止したエゾスズメ.シーズン初物.
前翅長45mm.ねじれちゃってる.(ノД`).
・エゾシモフリスズメ.横から(右上).昨日のアジアホソバスズメと比べてみるのも一興.
<三度,温泉看板>
・モモスズメ.ごついスズメガばかり見た後ではなかなか可憐なのだが画像割愛.
ツーショット画像.もともとの本命は右側だったのだが,どうやらスジキリヨトウのスレた奴である.左側のシャクガの方の調べがついた.
前翅長8mm.チビヒメナミシャク.初見だが,きっと今まで見落としていただけに違いない.「チビ」も「ヒメ」も小ささを示す接頭辞だから,とにかく小さいのである.
うーん,調子悪いなあ.明晩は休もう.