オオクワゴモドキ.エゾアカガネオサムシ.ヒラタシデムシ.ヒナシャチホコ.フタホシコヤガ.【写真日記虫】
詳細はよく分からないですが,人生は出撃です.
薄曇りの風弱し.上弦の月.今日は職場で薬を飲むのを忘れましたがいつものこと.
途中,急ハンドル.オオミズアオを何とかかわす.
<温泉看板>…千客万来というには今一息だけど,にぎわいとしてはまずまず.
・スジモンヒトリ(20mm).やや減ってきたアカハラゴマダラヒトリと同じくらいの数.この夜6頭.
・センモンヤガ(17mm),この夜*2.アオスジアオリンガ.ミスジツマキリエダシャク,この蛾はどうだったんだろう.昨年は見落としていたのだろうか.
・ギンモンミズメイガ(9mm)で大ポカ.後翅の銀紋が見えていないのでうっかり他のミズメイガと混同.「みんな蛾」に貼ってしまった.いつもお世話になっている蟲森蛾楽さんに訂正していただいた次第.(ノД`).
ところで「みんな蛾」の略称,検索をかけるとわたし以外にもこの略称を使用している人がいた.もっと広まれ〜.
看板の裏.暗くてよく分からないままシャッター.ディスプレィをのぞいて始めて,どんな蛾なのかが見えてくる.
知っている蛾.昨年は地面でバタついていて大変だった記憶がある.
オオクワゴモドキだ.前翅長17mm.紋があったり,後翅が黄色かったりして,ライバルよりは趣向を凝らしている.
横から.
どうして飛べるのか謎であるクワコに比べれば少しは蛾らしいかと思ったが,こう見るとやっぱり棒組である.しかもクワコよりは小さくはないが決して「オオ」というほど大きくもない.
<駐車場>
・ウチスズメ(42mm),右上画像.
オサムシ*2.長さを正確に計測すると体長21mm.
これはどうやらエゾアカガネオサムシらしい.過去の記事の名前も書き換え.
灯火下をうろついていれば,きっと食い扶持には困らないはず.
また甲虫.
※「オオ」ではなく「ヒラタシデムシ」.
ヒラタシデムシ.23mm.愛嬌のある顔つきである.しかしこういうとぼけた奴に限って冷酷非道に違いないとわたしは思っている.
横から.
とにかく虫の体を一杯に詰め込もうというあまりにも素朴なトリミングである.こういう人間に悪人はいない.
・キドクガ(18mm).おそらくオオバトガリバのスレ(23mm)*2.
※間違い.ギンモントガリバである.6月25日貼り.
<温泉看板>
もう色々なのはすべてすべてスルー.
これは初見だが,一目で分かる.
最小のシャチホコガであるヒナシャチホコ.13mm.「雛シャチホコ」だろう.面白いネーミング.
「ヒナ」というのを「みんな蛾」検索をかけると「ヒナタハマキ」と「アサヒナオオエダシャク」とこの「ヒナシャチホコ」がヒットする.前2つは無関係だろうから純粋なヒナは本種だけである.「雛人形」のつもりか「鳥の雛」のつもりかはわからない.
これも一見してコヤガ.ディスプレィを見ると紋がピンク色.これは「( ゚д゚)ビンゴー」だ.
フタホシコヤガ.15mm.この蛾は昨年も撮っているのだが,その時の個体はピンクが上手く出ていなかった.
覚生川通りでは,リンゴツノエダシャク(28mm).etc.
車のそばでキンオビナミシャク(16mm).ウィンドウにハネモンリンガ(15mm).
オオ(オナガ)ミズアオがあちこちで飛んでいる.どうやら7:3でオナガの方が多い印象.
1時間半足らずで15頭確認する.しかし,内9頭は道路での死体である.轢かれて潰れたものもいれば,車にぶつかって体が裂けたものもいる.
近くにいた何頭かはつまみ上げて薮の中へ放り込んだ.夜の内なら猫が,朝になれば鳥が彼らを消費するだろう.