シオカラトンボ.オオトゲシラホシカメムシ.コマルハナバチ.ホソチャタテ?.ウスグロアツバ.ウスバミスジエダシャク.【写真日記虫】
高校野球があると緑ヶ丘公園の駐車場はあふれかえる.君子危うきに近寄らず.こういう日には錦大沼公園に.
去年は結局カワトンボを見られなった.時期は今頃だったはず.
午前中はごたごたして昼下がりの15時過ぎ.
カワトンボはいなかった.その代わり,もうシオカラトンボが出ている.
やっぱりトンボは何となく苦手.まずきれいに撮れたためしがない.
上のトンボを撮っているときにすぐそばにカメムシ発見.もうトンボはどうでもよくなってしまう.トンボになんて関わっているとカメムシが逃げてしまうではないか.
てなわけでトンボを追っ払ってカメムシを追跡〜!
オオトゲシラホシカメムシ.6mm.顔が真っ黒で眉毛が太い.沼の周囲のイネ科の雑草に来ているらしい.
ホバリング中のイトトンボ.
思いっきり画像を明るく補正して,ようやく翅が写っているのを確認.
花は咲いているのだけど,時間がもう夕方近いので虫は期待薄.それでもo(・∀・)oブンブンと羽音をさせてマルハナバチがやってきた.「ぶんぶんぶん」という唱歌のモデルはマルハナバチに違いない.
どうやら(絶好調でも)コマルハナバチの♂.レモン色の体にオレンジのお尻.
この画像も,本当はホバリング状態なのだがちっともそう見えないという高度な写真である.
この時期の
トゲカメムシは成虫と幼体とが混在する.これは幼体.
※間違えた.これはトゲカメではないかも.分からなくなってきた.
※やっぱりトゲカメだあ.
妙に肥っているのだが….この日,成虫*1,幼体*2.
・アブラムシ,アリ色々,テントウムシ*4.
帰り間際,葉っぱの上に小虫.コバエにしては飛んで逃げない.アブラムシにしてはよく動く.さて,ファインダーをのぞいて…,
チャタテムシの類に見える.5mmほど.北隆館『大図鑑』を調べるとホソチャタテが最も似ているが,資料が不足である.主として常緑樹の葉裏に生ずるカビの類を食する. (p.65)
この個体は落葉樹の葉の表でその表面をしきりにかじっていた.菌食ではあるようだった.
昼に見つけた蛾2題.
まずウスグロアツバ.
前翅長は10数mm.葉裏に隠れる蛾の多い中で,この種は比較的に葉の表に留まっていることが多い.
掲示板の裏にベッタリとシャクガ.ウスバミスジエダシャクだと思う.
前翅長21mm.もう1頭いたがそちらも同種だろう.
立体感のかけらもない画像だが蛾の側の責任である.
・地味なホソバがいたが案の定,同定不能(´ー`)/~~.
途中,野球のユニフォームを着た2人組出現.もちろん人間の話である.近くの大学の学生とおぼしい.樹をどこどこ蹴っている.格闘家の修行ではないだろうから,例の甲虫採りに違いない.野蛮なビーティングがあったものである.
ああ,疲れた.夜出撃は休もう.土曜日ということで「例の甲虫採り」の連中がうろうろしているかもしれないし.