クワコ.ハガタアオヨトウ.オオスジコガネ.ヒゲコメツキ.クチナガハリバエsp..ナカジロキシタヨトウ.ウスイロカギバ.

 というわけで,Caplio_R6.バッテリーを充電していたら8時を回った.急いで,最低限の使い方だけ確認して出撃.
 しばらくサボっているうちに暗くなるのがめっきり早くなった.30分ほどの時差を感じる.


 <温泉看板> …コンデジに一脚をねじ込んで(手持ちで撮る自信がない).
 オオスジコガネが沢山地面に.注意は十二分にしているのだが,それでも踏んでいるかもしれない.

 まだオオクワゴモドキが? と思ったら純正のクワコだった.前翅長17mm.
クワコ
 あれれ,色がおかしい.この機械はこういう色バランスなのかな.困ったなあ.眼視での色に近いと言われれば確かにそうなのかもしれないのだが….難しいところだなあ.
 ピントも今ひとつな感じである.

 その他,ヒトリガ系が数頭.あとは小さいのばかり.テンクロは見かけなかった.最も恐れていたドクガもまだいない.


 <駐車場>
 トレーラーがゆっくり歩道沿いに走っている.蛾が逃げるからやめて欲しい(我がまま).そのせいかどうか,蛾影は薄い.

 水銀灯下の薄暗がりで.リードの緑の光でオートフォーカス
ハガタアオヨトウ
 ハガタアオヨトウ.前翅長19mm.この照明だと普通に撮れる.と言うか,緑がちょっと鮮やかすぎ? これもカメラの癖だろうか.

 地面の落ち蛾のテスト.スジモンヒトリと不明シャクガ.(´ー`)/~~.
 まずいな.明るすぎる.今までのカメラでは絞りで調整していたのだけど,これではどうやったいいのか分からない.帰宅後,要研究.
 物置小屋にユミモンクチバがいたのだが,クビグロクチバの特攻にあって撮れず.2頭とも逃走.

 仕方ないので甲虫チェック.オオスジコガネ
オオスジコガネ
 これが一番まともに撮れた画像.他の画像はどうしても鼻先にピントが来なかった.試行錯誤がまだ必要である.
 激しくストレスフル….(そういえばピント探しにほとほと疲れて一眼を買ったんだった).

 もう1頭甲虫.
ヒゲコメツキ
 ヒゲコメツキ.今回は測定できた,体長25mm.
 まあまあ.概して甲虫とは相性が悪くなさそう.

 双翅(ハエ)チェック.
 まあまあかなあ.バックの白がきれいに出た.でも明る過ぎ.
クチナガハリバエsp.
 おそらくクチナガハリバエの類である.変な奴なので横からも.
クチナガハリバエsp.
 地面に卵を産んで,幼虫はコガネムシの幼虫に寄生するらしい.折しもコガネムシだらけの時期なのだが,少しだけ早くはないか.まだコガネムシは産卵すらしてなさそう.
 これでハエアブは上手く撮れそうなことを確認.

 地面のシラホシヨトウ(25mm)と不明アツバ((´ー`)/~~),ピントがどうしても甘い.それに明るすぎ.

 右腕にいきなり飛びついてきた「ノ」.左手で片手撮り.
ノ
 こういうことができるのがコンデジの利点なのであろう.
 でも明るすぎ.デフューザーが欲しいほどである.でもカメラがコンパクトすぎて紙をどう当てたらいいか分からないぞ.シャッターを押す右指がフラッシュの邪魔をしているほどなのに.軽く,小さくし過ぎの感あり.

 初物のヤガ.
ナカジロキシタヨトウ
 ナカジロキシタヨトウだと思う.前翅長15mm.
 やっぱりピントがおかしい.地面(壁)と翅との段差を捉えられていないのかもしれない.それならそうで撮りようがあるのでこれも要研究.


 温泉看板に戻って,横木に座っているメイガ.これは絶望的にピントが来ない.どうなっているんだろう.明るすぎも相変わらず.

 ウスイロカギバ
ウスイロカギバ
 これはトリミングに耐えない.「蛾のいる情景」にするしかない画像.


 初日の感想.
 ・明るすぎ.露出のレベルを下げるか,ISOを落とすかで対応したい.デフューザーは面倒そう.
 ・蛾にピントがこない.
・甲虫や双翅は普通に撮れそう.