トビケラの類.ネグロエダシャク.ヒメヤママユ.

栗

 今日は仕事のことを考えなくていい日.


 夕方,新聞を取りに玄関をあけると壁にハマキガ.カメラ復帰後の第1被写体となったが,悲しいかな同定不能.未同定(´・ω・`)/~~.


 8時出撃.カメラにCFメモリを入れるのを忘れていて引き返すアクシデントがあったが,そんなのはいつものことである.
 寒い.空は晴れていて,はくちょうからカシオペアまで天の川が見える.10代の頃に望遠鏡で見たカシオペア座散開星団のことを思い出したりする.でも何を思い出そうとも寒いものは寒い.


 蛾は期待薄.トビケラを撮ろう.

トビケラ
 種名は分からない.15mmほど.

 上とは別個体.
トビケラ
 ピントを合わせられるのは眼デジのありがたさである.

 ほんの一ヶ月前にはあんなに蚊が止まっていた物置小屋の白い壁は洗われたように何もいない.


 覚生川通りへ.そちらの方が期待できる.

 やっと蛾がいた.もちろん初物ではない.
ネグロエダシャク
 ネグロエダシャク.19mm.何となく冬の装い模様.
 寄る.
ネグロエダシャク
 こういう写真を撮れる幸せ.コンデジなんて(ry (←単に技術がないだけ).

 なぜか栗の実が落ちていた.
 しつこいようだが,とにかく寒い.手がかじかんでいく.こんな夜に出てくる虫なんて全然馬鹿だと思った.

 街路灯の高いところに大きめの蛾.キマダラオオナミシャク? 絞りを開いてISOを上げる.
ヒメヤママユ
 違った.初見だが,裏側だが,種名が分かった.ヒメヤママユ
ヒメヤママユ
 翅を時々開く.見事なヤママユ模様.近寄って撮れないのが残念だった.
 堀繁久『探そう! 北海道の虫』(北海道新聞社)では次のように記述される.

最後にヒメヤママユという晩秋のガが出現すると,そろそろ虫のシーズンが終わりとなる.(p.71)

 まだ終われない.なにしろ雪虫トドノネオオワタムシ)もクロスジフユエダシャクもまだなのだから.


 股引をはいた方が賢明な季節になったのは確かなんだけど.