ヒメヤママユ.アキナミシャク.オオバシマメイガ.マエアカスカシノメイガ.クワコ.
やっぱり夜は股引着用の方があづましい.軟弱なようだが寒さと戦う元気はとてもない.
8時出撃.空は曇り.とぎれとぎれに星がのぞく.
<駐車場>
またトビケラばかり… と思ったら,路灯の支柱にいた.
ヒメヤママユとの再会.今度は測定も接写も可能な高さだ.前翅長40mm.
この蛾を美しくないと言ったら,審美眼に何らかのバイアスがかかっていると思う.オオミズアオの凄みのある薄緑,クロウスタビガの渋い青黒色も素晴らしいが,この蛾も見事な色の組合せである.
ボルトにしがみついていた.疲れるのかフラッシュが嫌なのか,時々前脚を伸ばしたりする.
昨夜も書いたが,こういう落ち蛾は基本的に好き.初見.
アキナミシャク.前翅長18mm.名前の通り,秋の蛾.
このタイプのナミシャクとしては結構大きい.翅が丸っこい.
でもやっぱりシャクガ顔なのは仕方ないや.
<温泉看板>
初見.翅はアツバだけど,触角と顔とはメイガだなあ.どちらから調べようか.
メイガだった.オオバシマメイガ.前翅長17mm.「みんな蛾」では北海道は分布から外れているが,あちこちの画像と比べると,どうしたってオオバシマメイガである.
これも秋仕様の蛾.防寒対策もばっちり.縁がピンクなのが分かる.
・まだクワコがいた.測定せず.
覚生川通りへ.時々茂みの方からカサカサと音がして,誰かいるのかと振り返る.だが,それは枯葉が落ちる音.
・シロモンヤガ.13mm.かなりスレ.
さっきのクワコを歩道から移動させる.飛ばない.
後翅を見せたので撮り.いい色である.スタイルもなかなか優美.クワコはいろいろな姿を見せてくれる面白い蛾である.
コンビニでワモンノメイガ.クロクモヤガ.撮らず.