ツツジ上の虫たち.オドリバエ.ヒメガガンボの類.
どうしてこんなにずるずると生きのびられてしまったのだろうと思いながら,中央分離帯の気温表示塔を見上げると気温は10℃.
緑ヶ丘公園に着いた.地上は人間とカラスだらけ,池はカモメだらけである.
まず26日に続いてツツジをチェック.
また死骸画像が続きます.
- 26日のものと同じ個体.3日間でここまで痛んだ.
- これは鳥の羽毛.
- アシナガグモ.「ウロコ」か「エゾ」.
- これもアシナガグモの類.「純正もの」かもしれないが分からない.
- 写りがいいのでもう1枚.胴体ではなく前脚が貼り付いて動けなくなったもの.
- ハエ.痛みが進んでいる.
- 分からない双翅.
- 雨で粘度が弱った時に上って取り返しがつかなくなったものだろうか.
ツツジの粘液に適応した小グモがいてもおかしくなさそうだが,生き餌を食べる生物としては「ツツジの上を歩ける」以上のメリットがないかもしれない.
白い杭に5mm弱の塊り.
眼視では何だか分からない.羽根だらけの何か.
??? どうやら虫の「複合体」.赤い眼の1層2層は同種だが,第3層はユスリカに見える.中央の虫は頭を動かしていて,どうやらユスリカを食って(吸って)いる.
思い当たるのはオドリバエ.♂が♀に餌をプレゼントして,その隙に交尾する昆虫.ハンマーさんのブログで見たばかりである.
姿勢も同じ(よくよく見直したら違った).下がおそらく♂で体を思い切りそらしている.♀は♂の上に仰向けになり,どうやって♂が捕らえたのか見当つかないユスリカを抱え込んで吸っていると考えられる.
逆方向から.
腹端が接合して,なるほど交尾である.どうしてこんな無茶な姿勢に.
(確かに♀は途中で逃げにくい)
だがカメラが寄りすぎた.落下.
特異点トイレ.
大型のガガンボ.とはいえ測ってみると翅は13mmしかない.
ヒメガガンボの一種であるらしい.猫背過ぎ.ほとんど直角である.そういう画像は割愛.
その他,小さなクモ2種.でも死骸を貼りすぎたので今回はカット.