カバキリガ.ウスバキエダシャク.カシワキボシキリガ.

 夜の部.20時出撃.晴.今夜はどうなのだろう.


 <錦大沼公園駐車場> 蛾影は極めて薄い.
 ・カギモンヤガ.17mm.後縁部分の黒化の進んだ個体.


 <アルテン温泉看板> 馬場方面は不調.

 カバキリガが突然現れる.看板の周りを飛び回ったり,地面で右往左往したりする.
カバキリガ
 もちろん測定できず.

 ・ウスベニスジナミシャクの紅型.14mm.感じよく撮れたのだが割愛.昼間に死骸を貼りすぎなのである.
 ・カギモンヤガ.19mm.
 ・未同定カバナミシャク.照明の真下で色が出ない.どうであれカバナミシャクである.正しい色合いで撮れてもきっと同定できないだろう.一応HP掲示板へ.( ̄ー ̄)/~~.


 <覚生川通り>

 ウスバキエダシャク.17mm.
ウスバキエダシャク
 個人的には形も模様もなかなかに捨てがたい蛾に思える.
ウスバキエダシャク
 これはいつものこと.

 ・クロオビシロナミシャク(14mm).ホソバキリガ(15mm).
 ・トビモンオオエダシャク*2(28mm,27mm).


 <温泉駐車場>

 一目初物.ひたすら灰白色で地味.腎状紋と剣紋が目立つ.
カシワキボシキリガ
 カシワキボシキリガ.18mm.
 北隆館『昆虫大図鑑』では

晩秋に羽化する筈だが,3,4月に採集される. (p.118.強調引用者)

などと心許ないことが記述されている.さすがに講談社『大図鑑』では

10-11月に出現し,翌春再び活動する.幼虫はしばしばクヌギから見出されている.前種(=ハンノキリガ.引用者註)および本種の和名は特定の食樹を示すものではない. (p.728)

とのこと.北海道にクヌギはないから,おそらく名前通りのカシワ喰いなのだろう.


 自宅の壁にハマキガ.割愛.