モンキキナミシャク.カシワキリガ.ヒメカレハ.ムラサキエダシャク.カタハリキリガ.ハリゲコモリグモ群.シタコバネナミシャク.ミクロ蛾3種.フトフタオビエダシャク.オオクロオビナミシャク.
歯医者に行っていろいろあったのだけど,こういう日に限って虫も沢山出てくるのでそこら辺はすべてカット.
少なくとも言えることは,ウェルズの火星人はもはや口から栄養を摂取することを放棄しているが彼らは実に賢明であり,またウェルズは歯痛持ちに違いなかったことである.
道東では30℃を越えたそうだが,要するにフェーン現象である.ここ苫小牧では今日の最高気温は13.6℃.夜になって10℃まで落ちた.
<錦大沼公園駐車場>
とうとう出てきたモンキキナミシャク.13mm.
比較的に嫌いな蛾.どこが嫌かというと,「カメラを向けるとすぐ逃げる」点.この個体は例外的に大人しくしていた.
翅の模様とかはそのうちに.
<アルテン馬場駐車場>
・トビモンオオエダシャク(24mm).ニッコウエダシャク(25mm).
・カシワキリガ(15mm).カギモンヤガ(18mm).
・ウスベニスジナミシャク*2(11mm,14mm).
・ガラス面にとまったクロオビシロナミシャク(15mm).美しいが割愛.
初物蛾.20mm.
前翅後角に黒点が見えるので,おそらくカタハリキリガ(後で蛾LOVEさんのお墨付きもいただいた).先日のカシワキボシキリガの近縁種で,寒地系の蛾であるという.内地では珍しい部類だがホカイドではそれほどではなさそう.
ハリゲコモリグモ群.
春先には,彼らが夜の道路でボーーーーっとしているのがよく見受けられる.アスファルトに暖気が残っているからかもしれない.
夜の方がきれいに撮れるというのは一体何なのだろう.「昼は向いていない」ということ?
<温泉看板>
シーズン初のシタコバネナミシャク.15mm.
中央に赤い紋があるので同定に悩まない.ところが,時々,この指標のない個体が出てくることがあって,そうなるともはや絶望しかない.
よく分からない同系統のミクロ蛾が6頭ほど.どれも5〜7mm.
そのうち3種.
だめ.分からない.スガとかクチブサガとかのスタイルだが,そこから先に進めない.
<覚生川通り>
・例のトビモンオオエダシャクのコンビはさすがに姿を消していた.別の箇所に別の個体が1頭.
・ウスベニスジナミシャク*2.逃げたウスバキエダシャク*1.
・擦れてしまって同定不能なキリガ.
<温泉駐車場>
トビモンオオエダシャクが飛ぶのを初めて見た.ヒラヒラとでは全くない.黒く,速い.直線的に飛ぶ.駐車場で*2頭.