ホシナカグロモクメシャチホコ.アカハラゴマダラヒトリ.
久しぶりの夜出撃.やっと蛾を撮れる.
<錦大沼公園駐車場>
・セブトエダシャク*2頭(24・23mm).ムラサキエダシャク(×).
灯りの周りを飛んでいる蛾の落ちるのを待つ.徐々に高度を下げ,やがて落ちる.
美しい蛾.前翅長20mm.リンゴドクガかと一瞬思ったが違う.
帰宅後に調べて,初見のホシナカグロモクメシャチホコ.
近縁種のナカグロモクメとの差異は,「みんな蛾」には「本種は背中から見た胸の褐色班が釣鐘形」(記事「ホシナカグロモクメシャチホコ」)とあるが見てもはっきりしない.講談社『大図鑑』の「中央部の黒帯は幅広く中室下方で狭まることはない」(p.606)の方が明解である.ナカグロは鼓のようにくびれる.
落ちた後,舗石の上でぐるぐる歩き回る.横からの撮りは失敗.
温泉休館日で奥には入り込めない.看板と覚生川通りだけ.
<アルテン温泉看板>
しばらく留守にしている間にゴマダラヒトリの時期に入っていた模様.
15mmほどの純白にぶち柄(泥跳ねのようにも見える)のゴマダラヒトリ類.カクモンはもっと黄色味が強いから除外.「アカハラ」か「キハラ」なのだが,まだ「キハラ」は見たことがない.ここ2年「アカハラ」ばかりである.前脚に色が見えることがあるので寄ってみる.
だめ.毛が豊か過ぎる.とはいえ翅の地色が真っ白なので高い確率でアカハラゴマダラヒトリだろう.
看板にこの夜*2頭.
この蛾は新鮮な個体は白く美しいのだが,擦れてくると痛ましい感じがかえって強調される.
・不明ヒメシャク.HP掲示板へ.(´ー`)/~~.
<覚生川通り>
・落ち蛾になってアカハラゴマダラヒトリ.17mm.
・高い場所にホソバナミシャク.
※誤り.キリバネホソナミシャク.
・オオヒラタシデムシ.18mm.じっとしていない.画像割愛.