5月23日後半,アルテン.ネグロケンモン.ハイイロコバネナミシャク? クロミミキリガ.コナガ.ホシナカグロモクメシャチホコ.ナカキエダシャク.フトフタオビエダシャク.ミスジツマキリエダシャク.
(承前)
<アルテン温泉看板>
ネグロケンモン.前翅長14mm.
いつものような,この蛾についてすでに知っている人以外には訳の分からない画像である.
1本だけ毛が飛び出しているのが妙.
こういうナミシャクが沢山いると何だかユウウツになる.同定を気にかけなければいいのだろうけど….
ハイイロコバネナミシャク? 14mm.
擦れたウスベニスジかもしれないし,赤斑のないシタコバネかもしれない.
<馬場駐車場>
・「ハイイロコバネナミシャク?」と同じの.ウスバキエダシャク.
残りキリガ.前翅長15mm.
後縁の黒み具合から,クロミミキリガだろうと思う.春キリガでは,キンイロキリガとこの蛾が最終走者だと思う.キンイロは今年はまだ未見.
コナガ.測定せず.
HP「別館」では圧倒的なアクセス数を誇る蛾である.人々はコナガについて知ることにおびただしい情熱を抱くものらしい.この画像をFlickrにアップするやいなや「6View」がカウントされたのも驚きである.
当ブログは害虫駆除系のそれではない.
<温泉駐車場>
・5月22日の「HP掲示板送り」と同じ種の不明ヒメシャク.
ホシナカグロモクメシャチホコの落ち物.16mm.
じっとしているので横から.このポジションならおそらく自動車は大丈夫だろう.移動させず.
・シタコバネナミシャク(13mm).ウスバキエダシャク(14mm).
・マダラコバネナミシャク(14mm),初見.画像は明日に回す.
初見の蛾.コナフキエダシャク.18mm.
翅が痛んでいるとか胸背が禿げているとか以前に,よく見ると腹部がない.落ち蛾をしているところをゴミムシあたりに襲われて致命傷を負った可能性が最も高い.
死んでいるのかと思ったが,フラッシュに驚いて動き出した.胴体だけの, 翅を引きずってもぞもぞ動く蛾は何か気味の悪い生き物でしかない.
<覚生川通り>
・一目カバナミシャク.スルーしようかどうか散々迷って結局撮り.見事に無地の同定不可能カバナミシャクだった.
・前翅長15mmの不明エダシャク.「HP掲示板」へ.( ̄ー ̄)/~~.
はじめ,カエデの種子かと思って試しに撮ってみると蛾だった.素晴らしいデザイン.
シーズン初のナカキエダシャク.前翅長15mm.横から.
怪獣のようである.奇態な個性としか言いようがない.どうしてこの蛾に「ナカキ」などという凡庸な名前が付いたのだろう.まさか人名?
<温泉看板> 再チェック.
ライトの下で強烈に赤く写った.ホワイトバランス補正.
どう探しても紋がないのでミスジツマキリエダシャクだろう.前翅長21mm.
後翅がボロボロになっている.
擦れた蛾,痛んだ蛾,死にかけている蛾,死んでいる蛾.
なんだかなあ.虫撮りは楽しいのだが,それ以上にアルコールが呼んでいる.文章を書くのもめんどくさい.更新が遅れている分だけやる気が削がれているのかもしれない.