アカハラゴマダラヒトリ.ヒメカレハ.ナカグロホソキリガ.
今夜は雨の心配はない.だが,寒い.
<錦大沼公園駐車場>
落ちてへたれているアカハラゴマダラヒトリ.19mm.
腹を見せてくれているので,同定の手間いらず.かくあって欲しいもの.
と,すぐ近く.聞き慣れた小さな音.大きめの蛾が舗石に落下するときの音だ.
アカハラから顔を上げる.イボタガ.一目で分かる.間違いない.間違えっこない.
白い小さい蛾は放っぽらかして,カメラはイボタガを追おうとする.すぐに飛び立った.飛び立って灯りを数たび回ってまた落下する.
そのうちに疲れて落ち蛾になるはずだと思うが,なかなかそうならない.はたき落とそうかとまで考える.結局どこかに飛んでいってしまった.
写真は1枚も撮れず.「飛んでいるイボタガ」を見られただけで良しとしよう.そういう縁だったのである.
・アトジロエダシャク(すぐ逃走).フトフタオビエダシャク(20mm).
・クロエグリシャチホコ(17mm).
・ギンモンカレハ,撮れず.
アルテン馬場駐車場は不調.
<覚生川通り>
電柱の高いところ.初見蛾.残念だが脚立で何とかなる高さではない.
ナカグロホソキリガ.以前に見つけたカタハリキリガと同属.
・ユミモンエダシャク(×).ウスバキエダシャク(高い).
<温泉駐車場>
・オオクロオビナミシャク(18mm).
<温泉看板>
・シタコバネナミシャク(15mm).
アカハラゴマダラヒトリ*2頭.
「白い妖精」とまでは行かない.
別個体.上から.
とまっている木枠にカメラをごつごつぶつけるものだから,驚いて落ちる.キリガほどではないが.ゴマダラヒトリも刺激を受けると落下する.
カメラを引いているので,まるではるか谷底にでも落ちたように撮れている.
イボタガを諦めきれずに復路にもう一度錦大沼へ.風が出てきていて,蛾の気配自体がしない.
アカハラゴマダラヒトリは翅を閉じてしまっていた.